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- 🥇
ExpressVPN(2023年に第1位) :優秀なセキュリティ機能と圧倒的な通信速度を誇るExpressVPNはとても使いやすい設計なのが特徴です。厳しいログなし方針を維持しており、ストリーミングやトレントに役立つ機能が満載で、全プランが30日返金保証付きです。
多くのVPNは、低価格でトップクラスのセキュリティ対策と超高速通信と主張していますが、満足できる安全性と通信速度を実現しているサービスは少ないものです。では、2023年にニーズにピッタリのVPNを見つけるにはどうすれば良いのでしょうか?
この記事では、52のトップクラスの仮想プライベートネットワーク(VPN)を数か月間かけて徹底検証しました。ユーザーに役立つ2023年に最高のVPNを見つけるために、有名ブランドから知名度の低いものまで、多数のサービスを実際に使ってみてサービス内容を検証したのです。
さまざまな指標をもとにVPNを比較、評価、ランク付けしました。詳しい調査とテストを行い、トップクラスのVPNサービスが次の項目を満たしていることを検証しました。
- 安全で信用できる企業である
- いつも通信が高速
- 動画配信サービスが利用でき、P2P通信に対応
- ネット検閲の厳しい国でインターネットを自由に利用できる
- ほとんどのプラットフォーム向けに使いやすいアプリがある
スピードテストやストレステストを実施したり、プライバシー方針を検証したりし、セキュリティ、使いやすさ、プライバシー機能、全体的な価値などの観点でVPNを比較し、10種類厳選したうえでランキングにまとめました。結果をご覧ください。
2023年におすすめのVPNサービス【早見表】
- 1.🥇
ExpressVPN 2023年総合第1位 :トップクラスのセキュリティで機能が最高。通信が最速。 - 2.🥈
PIA VPN 多目的なVPNとしておすすめ :安全でカスタマイズ性が高く、動画の視聴やトレントにピッタリ。 - 3.🥉
ProtonVPN プライバシー保護におすすめ :高度なプライバシー保護を実現し、機能が多く、高速。 - 4.
NordVPN — あらゆるサーバーで非常に優れたセキュリティ機能と高速接続を得られます。 - 5.
Surfshark — 大家族におすすめで、非常に手頃な価格です。 - 2023年におすすめのVPN6~10位はこちら。
- 【比較表】2023年におすすめのVPN
🥇1. ExpressVPN:2023年におすすめ第1位! 安全性、速度、性能がトップクラス

ExpressVPNは独自のプライベートDNS暗号化サービスも提供しています。これは、安全を強化するために、ExpressVPNのサーバーを経由するDNSリクエストを暗号化するサービスです。ExpressVPNのTrustedServer技術は、サーバーのメタデータをハードドライブではなくメモリ(RAM)に保存するため、サーバーを再起動するたびに個人情報がすべて消去されます。ほかにも、パーフェクトフォワードシークレシー(前方秘匿性)により、セッションごとに暗号化キーが交換されるので、過去に使用した暗号化キーをハッカーに知られたとしても、過去に暗号化された通信は解読されません。
規制が厳しい国でVPNを使いたい場合、ExpressVPNがおすすめです。ネット検閲が厳しい国にお住まいの方や、そのような地域に旅行する方は、ファイアウォールを回避してインターネットを自由に利用できるようになります。また、ExpressVPNはトレントやゲーム、動画の視聴にもおすすめです。NetflixやHulu、Disney+など、主要な動画配信サービスのほか、FuboTV、RaiPlay、Crackleなど知名度の低いサイトも利用できます。さらに、NHK総合テレビなど、地域制限がかかった国内チャンネルを海外で見ることもできます。
ExpressVPNが独自に開発したLightwayプロトコルは、OpenVPNやWireGuardなど一流のVPNプロトコルより安定性、速度、セキュリティが優れているそうです。さらに、Lightwayプロトコルはオープンソースなので、セキュリティ上の脆弱性がないか誰でも検証できます(外部監査にも合格しています)。プロトコルをテストした結果、最速のVPNプロトコルはLightwayであることが分かりました。
ExpressVPNの画面は直感的に操作しやすいので、VPNの初心者も上級ユーザーも、サクサクと使いこなせます。あらゆるデバイスにほんの数分でインストールでき、適切なサーバーをすぐに見つけて接続できます。機能も分かりやすい場所にあり、簡単に使えます。トラブルに遭遇した場合、さまざまな方法でExpressVPNのサポートに問い合わせられるのも便利ですね。チャットサポート担当者は親切で詳しく回答してくれますし、メールチームも対応が良いでしょう。設定・トラブルシューティングガイドやよくある質問集も詳細に書かれています。
ExpressVPNは1つの契約で5台まで接続でき、ビットコインなどさまざまな支払い方法に対応しています。安心の30日返金保証付きです。
ExpressVPN:セキュリティ
- サーバー数:3,000個以上(アジア太平洋にもサーバーあり)
- プロトコル:Lightway、IKEv2/IPSec、OpenVPN UDP/TCP、L2TP/IPSec
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:難読化、スプリットトンネル
- 漏えい対策:DNS、WebRTC、IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
ExpressVPN:スピードテスト
94か国にVPNサーバーがあるExpressVPNはこのランキングで最も広範囲をカバーしているVPNの1つです。さらに、少なくとも15か国では複数の都市にサーバーが配備されています。例えばアメリカでは20都市以上(ニューヨーク、シカゴ、ソルトレークシティ、ロサンゼルスなど)にサーバーがあり、イギリスには4都市(ドックランズ、西ロンドン、ロンドン、ウェンブリー)をカバーしています。各国の通信速度を測定したほか、サーバー地点が複数ある場合はすべての地点をテストしました。
結果はこちらです。
ExpressVPNのサーバーに接続する際、現在地をもとに最適なサーバーに自動接続する「スマートロケーションツール」を使いました。サーバーに瞬時に接続され、常に超高速でした。ホームサーバーから16,000キロ以上離れた地点を選んでも満足できる速度だったのです。ここまで高速なのは、Lightwayという独自プロトコルを使用しているからです。他のVPNプロトコルと速度を比べたところ、速いことで有名なWireGuardより圧倒的に優れたパフォーマンスとなりました。また、ExpressVPNのアプリにはスピードテストツールもあるので、スピード指標、レイテンシ、ダウンロード速度をもとに最速のサーバーが正確に表示されます(また、サーバーをクリックすると自動接続されます)。
まとめると、ExpressVPNに接続しても、平均で15%しか速度が低下せず、他社よりかなり優れていることが分かりました。
ExpressVPN ストリーミング:◎
ExpressVPNは動画の視聴に一番おすすめのVPNです。すべての人気動画配信アプリが利用でき、ほかにも65以上の動画配信サービスも見られると主張しています。KodiやSling TV、FuboTVなど、知名度の低いサービスも見られるそうです。NetflixやHulu、YouTubeなどの動画アプリを試したところ、HD・4K画質で映画やドラマを見られました。さらに、ExpressVPNのMediaStreamer(メディア・ストリーマー)機能を活用すると、Roku、一部のスマートテレビ(Apple TV)、ゲーム機など、VPNアプリに対応していないデバイスでも動画を楽しめます。

ExpressVPN トレント:◎
ExpressVPNは3,000台を超える全サーバーで、P2Pによるファイル共有やトレントが許可されています。他社の場合、P2P専用サーバーでしかトレントできません。BitTorrent、uTorrent、Deluge、Vuzeなど、主なトレントクライアントが利用でき、BitTorrentが最速でした。
また、トレントをダウンロード中にIPアドレスが流出する心配もありません。ファイルをダウンロードする前に、20か国以上のサーバーでDNS、WebRTC、IPv6の漏洩テストを行ったのですが、データが漏洩することは一度もありませんでした。
さらに、ExpressVPNはスプリットトンネル機能もあるので、一部の通信をVPNサーバーに経由させ、それ以外の通信はローカルサーバーで送受信させることができます(アプリの通信のみ)。ExpressVPNのスプリットトンネルツールはとても使いやすく、操作しやすいと思いました。スプリットトンネルは、トレントをダウンロードするときに役立ちます。P2Pアプリの通信だけVPNに経由させることで、ダウンロード速度を高速化できるからです。さらに、ExpressVPNはMacデバイスでもスプリットトンネルが利用できる数少ないVPNの1つです(macOS 10.15またはそれ以前で利用可能)。この記事でExpressVPNのほかにmacOS(全バージョン)でスプリットトンネルが利用できるのは、Private Internet Accessだけです。
ExpressVPN 規制の回避:◎
ExpressVPNの難読化サーバーを使えば、ファイアウォールを回避してインターネットを自由に利用できるようになります。 セキュリティに力を入れているExpressVPNなら、インターネットの制限やVPN規制を簡単かつ安全に回避できます。
ExpressVPNは世界中に難読化サーバーがありますから、ネット検閲が厳しい国でも、近隣諸国のサーバーに接続して最速の通信を楽しめます。例えば、インドネシアではシンガポールのサーバーに接続すると良いでしょう。中国でも世界中のサーバーに接続できますが、ExpressVPNは中国で最適なサーバー地点を公開しているので、安定した接続を確立できます。ファイアウォールを回避したい場合、ExpressVPNは自動プロトコルの使用を推奨していますが、プロトコルの多くはほとんどの国で使えます。
ExpressVPN:プランと価格
ExpressVPNは7種類のクレジットカード、PayPal、ビットコイン、さまざまなオンライン決済サービスでの支払いに対応しています(Mint、Qiwi、iDeal、SofortなどのアプリもOK)。全プランが30日間返金保証の対象となっています。
ExpressVPNの完全レビューはこちら >
🥈2. Private Internet Access(PIA):カスタマイズ性が高く、高速で多目的なVPN 。動画の視聴やトレントにおすすめ

PIAはトレントにもおすすめです。全サーバーがP2P通信に対応しており、大手トレントクライアントを利用できます。ポートフォワーディング機能もあるので、ピアに直接接続することで、ダウンロードを高速化できます。PIAはネット規制が厳しい国でファイアウォールや制限を回避するためにも便利です。
サーバー地点について、PIAは日本を含む80か国以上にサーバーがあり、アメリカの全50州にサーバーがある業界唯一のVPNです。アメリカのユーザーは同じ州のサーバーに接続すると最速の通信となり、スポーツイベントの配信制限を避けたり、各地のテレビを見たりできます。
PIAの最大の魅力は、プライバシー保護に力を入れていることです。ほとんどのVPNサービスはユーザーデータを記録しないと主張していますが、実証することはできません。一方、Private Internet Accessはユーザーデータを記録していないことが法律の場で何度も証明されています。PIAは、当局にデータを引き渡していないことを示す透明性レポートを定期的に発行しており、アプリはオープンソースです。
安全性について、PIAのサーバーはRAMだけで実行されており、パーフェクトフォワードシークレシー、キルスイッチ(iOSを含む)、独自DNSなども提供しています。Android、Windows、Mac、Linuxではスプリットトンネル機能も利用できるので、アプリやサイトのIPアドレスをVPNから除外できます(ExpressVPNの場合、アプリしか除外できません)。PIAの広告ブロッカー(PIA MACE)は高性能で使いやすいでしょう。トラッカーをブロックし、安全でないサイトへのアクセスを防ぎます。
この記事に掲載されているVPNのなかで、PIAのアプリは最も柔軟性が高く、自在にカスタマイズできます(日本語にも対応しています)。アプリは直感的に操作しやすいデザインで、上級ユーザーはさまざまな設定を変えられます(暗号化、IPアドレスやアプリのホワイトリスティング、ローカルポート接続、自動化ルールなど)。PIAの同時接続台数は10台で、全プランが30日間返金保証の対象です。
PIAは1つの契約で10台の端末を同時に接続でき、全プランが30日返金保証付きです。
Private Internet Access:セキュリティ
- サーバー数:不明
- プロトコル:OpenVPN、WireGuard、IKEv2/IPSec(iOSのみ)
- データの暗号化:128ビットAES、AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:難読化、ポートフォワーディング、スプリットトンネル、SOCKS5、ストリーミング
- 漏えい対策:DNS、WebRTC、IPv4、IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
Private Internet Access:スピードテスト
各サーバーのレイテンシが明記されており、最速のサーバーを選びやすいと思います。各国の通信速度を調べるため、レイテンシが一番小さいサーバーに接続しました。
結果はこちらです。
PIAは満足できる通信速度でしょう。PIAに接続してスピードテストを行ったところ、最速のサーバーでは6%しか速度が低下しませんでした。しかしアジアと南アメリカのサーバーにいくつか接続したところ、速度はおよそ40%遅くなり、平均以上です。まとめると、PIAの速度低下率は約22%でした。ExpressVPNには敵いませんが、多くの競合他社より高速です。
Private Internet Access ストリーミング:◎
PIAは動画の視聴にも役立ちます。人気の動画配信サービスをすべて利用でき、知名度の低い動画サイトにもアクセスできます。テストではNetflix、Amazonプライムビデオ、Hulu、Disney+、Pluto TV、USA Network、VRVなど多数のストリーミングサイトを利用できました。また、少なくとも7か国にストリーミングに最適化されたサーバーが用意されています(アメリカ、イギリス、イタリア、日本など)。ストリーミング用サーバーは、NetflixやDisney+、Amazonプライムビデオ、BBC iPlayerなどの国際的なストリーミングアプリのほか、RaiPlay(イタリア)、Crunchyroll(アメリカ)、HBO Nordic(デンマーク)、Ruutu(フィンランド)など各国の動画配信サービスが見られるように設計されています。
スマートDNSもあるので、VPNアプリがないデバイスでも映画やドラマを視聴できます(ExpressVPNのMediaStreamerのような機能です)。

Private Internet Access トレント:◎
ExpressVPNと同様に、PIAは80か国以上に設置された全サーバーでトレントを許可しているので、P2P専用サーバーを探す必要はありません(PIAはトレントにおすすめのVPNの1つです)。uTorrentとBitTorrentを使用できるか確認するため、世界各国のサーバーをランダムに選んだところ、両方のトレントクライアントで問題なくファイルを共有できました。PIAの「SOCKS5マルチホップツール」も気に入りました。プロキシサーバーに通信を転送することで、トレントの通信速度をわずかに改善できます。
PIAでDNS漏れテストも数回行いましたが、データ漏えいは全くありませんでした。PIAは自動的にIPv6通信を無効にするのも便利だと思います。VyprVPNしかし、ExpressVPNやProtonVPNなど、IPv6対策を搭載しているVPNサービスの方がおすすめです。
Private Internet Access 規制の回避:◎
PIAはファイアウォールを回避するために、シャドーソックスプロトコルとマルチホップ機能を活用しています。「シャドーソックスプロトコル」を有効にすると、VPNの使用が隠され、制限されているサイトを自由に閲覧できるようになります。シャドーソックスは見つけやすく(設定メニューを開き、「プロキシ」の下にあります)、ワンクリックで有効化できます。ファイアウォールを飛び越える(hopする)ために、アメリカや日本、イスラエルなど7か国から選んで接続できます(直近の地点を選びましょう)。
Private Internet Access:プランと価格
支払い方法はクレジットカード、PayPal、仮想通貨(Bitpay、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン)に対応しています。また、完全に匿名性を守るためにAmazonのギフトカードで支払えるのも良いと思います。PIAは全プランが安心の30日返金保証付きです。
Private Internet Accessの完全レビューはこちら >
🥉3. ProtonVPN:プライバシー保護が優秀なVPN 優れたセキュリティ機能があり、とても高速

ProtonVPNの「セキュアコアVPNアーキテクチャ」はユーザーの通信を複数のProtonVPNサーバー(スイス、アイスランド、スウェーデンの地下バンカーやデータセンターにあります)に経由させてからProtonVPNのネットワークから発信する仕組みになっています。また、ProtonVPNのアプリはすべてオープンソースなので、だれでもソフトウェアのソースコードを検証してセキュリティやプライバシーの脆弱性を調べることができます(また、アプリは独立監査済みです)。
ProtonVPNの特長として、フルディスク暗号化(サーバー上のデータがすべて暗号化され、解読不可能になります)、パーフェクトフォワードシークレシー、スプリットトンネル、広告・トラッカー・マルウェアのブロック機能などが挙げられます。主な動画配信サービスが利用でき、トレントもサポートしています。さらに、トーアオーバーVPN接続が可能なので、TorノードからIPアドレスを隠しつつ、普通のブラウザで.onionサイトを閲覧できます。
ProtonVPNは無料版のほかに複数の有料プランがあり、30日間返金保証付きです。残り期間分の料金が返金されます。
ProtonVPN:セキュリティ
- サーバー数:1,700+
- プロトコル:OpenVPN、IKEv2/IPSec, WireGuard
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:Secure Core、P2P、ストリーミング、TorオーバーVPN、スプリットトンネル
- 漏えい対策:DNS、WebRTC, IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
ProtonVPN:スピードテスト
ProtonVPNは60+か国にサーバーを配備しているので、各国のサーバーを無作為に選んで通信速度を測定し、他社サービスと比較しました。
結果はこちらです。
スピードテストの結果、ProtonVPNはかなり高速であることが分かりました。ダウンロード速度は平均で24%低下しましたが(ExpressVPNより少し遅いですね)、遠くのサーバーに接続してもブラウジングや動画の視聴、VoIP通話(Voice over Internet Protocol)などをスムーズに楽しめました。ProtonVPNは「VPNアクセラレータ」という機能もあります。これは、レイテンシの削減と通信の高速化を行うハイテクツールのことで、遠距離サーバーに接続したときに特に優れた効果を発揮しました(通信が40%も高速化したサーバーもありました)。
ProtonVPN ストリーミング:○
ProtonVPNは30種類以上の動画配信サービスについて、利用方法のガイドを提供しています。Netflix、Hulu、HBOなどの人気サービスだけでなく、PeacockやPluto TVなどあまり知られていないプラットフォームの利用方法も分かります。しかし、ProtonVPNは主にデスクトップでの使用を想定したサービスなので、AndroidやiOSでは一部のストリーミングサービスしか使用できません。

ProtonVPN トレント:◎
ProtonVPNはP2P専用サーバーでトレントに対応しています。P2Pサーバーは、北米やヨーロッパ、アイスランド、香港、ナイジェリア、シンガポールなど、16か国以上に300台以上あります(アメリカには140台以上)。P2P通信が検出されると自動的にP2Pサーバーに切り替えてくれるのが便利です。ProtonVPNのP2Pサーバーをすべて試したところ、すべての主要なトレントクライアントで素早くトレントをダウンロードできました。Windowsではポートフォワーディングも許可されています。
ExpressVPNと同様に、ProtonVPNはDNS漏洩対策も万全です。ProtonVPNのP2Pサーバーに1つひとつ接続してDNS漏洩テストを行ったところ、DNS漏洩は検出されませんでした。
ProtonVPN 規制の回避:×
残念ながら難読化サーバーはないため、ネット通信が規制されている国でブロックを回避するためにはおすすめしません。ProtonVPNは中国で利用できないことを認めており、代わりにTorブリッジ(Tor Bridge)の使用を勧めています。
ProtonVPN:プランと価格
ProtonVPNの有料プランは1か月、1年、2年から選べます。
ProtonVPNの完全レビューはこちら >
4. NordVPN — すべてのサーバーで優れたセキュリティ機能と高速接続を得られます。

さらに、ダークウェブモニターがあり、ダークウェブをスキャンし、NordVPNアカウントに関連付けられたログイン情報が漏洩した場合に警告されます。ダークウェブ監視機能を備えた数少ないVPNの一つで、満足しています。
そのうえ、NordVPNにはその他優れたセキュリティ機能もあります。ダブルVPNサーバーにより、暗号化が何層もあり、データを難読化できます。また、NordLynxと呼ばれる独自のプロトコルがあり、強力なセキュリティと超高速速度を得られます。
NordVPNには、完全な漏洩防止機能、RAMのみのサーバー、Perfect Forward Secrecyなどの高度なセキュリティ機能もあります。その厳格なノーログポリシーは独立監査済みで(ExpressVPNやPrivate Internet Accessのように)、それについては、サーバーを収容しているデータセンターの一つがデータ侵害を受けた(そしてユーザーデータが侵害されなかった)際に、実証されています。
NordVPNは、ストリーミングとトレントにも最適です。NetflixやBBC iPlayerなどの複数の一般的なストリーミングサービスに対応していて、4,500台以上ものP2Pサーバーがあります。また、あらゆるサーバーで、ストリーミング、トレントなどのオンラインアクティビティで優れた速度を得られます。
NordVPNはゲームにもおすすめです。これはMeshnet機能があるためで、Meshnet機能によって、暗号化されたVPN接続を介して最大 60台のデバイスをリンクできるので、仮想 LAN パーティーを安全にホストできます。
NordVPNには他にも数多くの特典があります。55ヶ国以上(日本を含む)に 5,400+台を超えるサーバーがあり、スプリットトンネリング機能を備え、あらゆる主要なプラットフォームに対応する非常に直感的に操作可能なアプリがあります。
NordVPNのセキュリティ機能
- グローバルサーバー: 5,400+台以上
- プロトコル: NordLynx、OpenVPN、IKEv2/IPSec
- データ暗号化: 256-bit AES
- 専用サーバー: 難読化、ダブル VPN、Onion Over VPN、専用 IPアドレス
- 漏洩防止機能: DNS、WebRTC、IPv6
- キルスイッチ: 搭載
- ノーログポリシー: 採用
NordVPNの速度テスト
NordVPNの55ヶ国以上にあるサーバーをランダムにテストし、その速度を競合他社と比較しました。
以下はその主な結果です:
全体として、NordVPNはテストにおいて非常に優れたパフォーマンスを発揮しました。最寄りのサーバーでの速度低下は約12%でしたが(ExpressVPNやPrivate Internet Accessよりもやや低下しました)、高速でWeb閲覧、ストリーミング、ゲーミングできました。遠く離れたサーバーでの速度低下はわずか37% で、あらゆるオンラインアクティビティを高速で行え、一部のサーバーではごくわずかしか減速しませんでした。
NordVPNでのストリーミング: 強力
NordVPNは、Netflix、Amazon Prime、Disney+、HBO max、BBC iPlayerなどの最も人気にあるサイトを含む10種類以上のストリーミングサービスに対応しています。スマート DNS機能を利用して、特定のスマートテレビやゲーム機など、VPNをサポートしていないデバイスでストリーミングサービスにアクセスすることもできます。また、SmartPlay機能により、あらゆるサーバーでVPNセキュリティ機能とスマートDNSテクノロジーを利用できるため、ストリーミングプラットフォームにVPN 接続を検出されてブロックされるのを防げます。

NordVPNでのトレント: 強力
NordVPN では、45ヶ国以上にある 4,500台を超えるサーバーでトレントを利用できるため、サーバーの混雑によりトレントで速度低下するリスクはありません。uTorrentやVuzeなどの一般的なP2Pアプリでテストしたところ、問題は発生しませんでした。
また、3ヶ国(アメリカ、オランダ、スウェーデン)で SOCKS5プロキシサーバーを利用できます。SOCKS5プロキシサーバーでは VPNのように IPアドレスを変更できますが、暗号化されないため、ダウンロードが大幅に高速化されます。テストでVPNサーバーの代わりに SOCKS5プロキシサーバーを利用した際、P2P速度が25%向上しました。
ExpressVPNと同様に、NordVPNには完全な漏洩防止機能があります。トレントを開始する前に、10ヶ国以上のサーバーに接続してリークテストを行いましたが、全く漏洩しませんでした。
また、NordVPNの脅威保護機能も気に入っています。最大20 MBの実行可能ファイルをスキャンしてマルウェアを検出できるため、悪意のあるP2Pダウンロードから身を守れる他、P2Pサイトの迷惑な広告を排除できます。
NordVPNのゲーミングサポート: 強力
NordVPNではスムーズな接続速度を得られるため、ゲーミングに最適です。テスト中、ローカルサーバーで非常に良好で安定したping値を得られました。また、遠く離れたサーバーでゲームをプレイした際も、ping値は平均的で安定していて、接続が切断されることもありませんでした。遠く離れたサーバーではゲームプレイ中に遅延が生じましたが、非常にわずかのみで、ゲームが中断されることはありませんでした。
NordVPNでは DDoS 攻撃を防げます(ただし、DDoS対策の保護機能はありません)。また、多くのルーターモデルでの手動セットアップも可能な他、便利なチュートリアルもあり、非常に容易にセットアップできます 。とはいえ、ExpressVPNには非常に容易にインストールおおび利用できる専用ルーターアプリがあるため、よりルーターでの利用に優れているでしょう。
残念ながら、NordVPNのサポートに問い合わせた際、クラウドゲームプラットフォームで動作することを保証できないと言われました。NordVPNをGoogle Stadiaなどのプラットフォームで利用している際に問題は生じませんでしたが、同じ結果を得られない可能性があります。クラウドゲームを愛用しているなら、代わりに ExpressVPNがクライドゲームに対応しているため、おすすめです。
とはいえ、NordVPNのMeshnet機能はとても気に入っています。Meshnet機能を利用して、仮想LANパーティーをホストし、VPN暗号化を利用して友人のデバイスへの接続を保護できます。また、Meshnet機能では NordLynx プロトコルが使用されているため、非常に高速です。
NordVPNでの検閲の回避: ほぼ弱い
残念ながら、NordVPNは制限の厳しい国でファイアウォールを回避するのにそれほど優れていません。中国やイランなどでVPNを利用するには、特定のVPNサーバーを手動でセットアップする必要があります。幸い、NordVPNには、ステップバイステップのチュートリアルがあり、詳細な手順がわかりますが、残念ながら、ライブチャットサポートに問い合わせたところ、制限された地域で機能するという保証はないと言われました。そのため、制限の厳しい国ではExpressVPNやPrivate Internet AccessなどのトップレベルのVPNがはるかにおすすめです。
NordVPNのプランと価格
NordVPN には、1ヶ月、1 年間、2年間の有料プランと、Standard、Plus、Completeのサブスクリプションがあります。
NordVPNでは、クレジット/デビット カード、PayPal、仮想通貨など、複数の支払い方法を利用できます。また、各購入で30日間の返金保証を利用可能です。
5. Surfshark — 大家族におすすめで非常に手頃な価格

また、最も手頃な VPNの一つで、わずか$2.30 / 月から利用できるので、予算に限りがある場合にもおすすめです。
Surfshark には、優れた広告ブロッカーであるCleanWebなど、非常に優れたセキュリティ機能が備わっています。また、難読化、セキュリティを強化するためのダブルVPN 接続、定期的にIPアドレスを変更して現在地の追跡を防げるIP Rotatorがあります。あらゆるサーバーが RAMベースでPerfect Forward Secrecyなどの高度なセキュリティ機能もありますが、 ExpressVPNやPrivate Internet Accessとは異なり、完全な漏洩防止機能がありません(しかし、テスト中に漏洩は全く生じませんでした)。
また、ストリーミングに非常に優れていますが、ExpressVPNのようにDisney +にはアクセスできませんが、Netflix、HBO Max、BBC iPlayerなどのトップサイトにアクセスできます。また、あらゆるサーバーで P2Pダウンロードが可能です。
Surfsharkには90ヶ国以上(日本を含む)に3,200+台を超えるサーバーがあり、最寄りのサーバーを容易に利用して高速接続を得られます。速度に関しては、ほぼあらゆるサーバーで高速接続を得られますが、非常に遠く離れたサーバーでは大幅に速度低下しました。
Surfsharkのセキュリティ機能
- グローバルサーバー: 3,200+台以上
- プロトコル: WireGuard、OpenVPN、IKEv2/IPSec
- データ暗号化: 256-bit AES
- 専用サーバー: ダブルVPN
- 漏洩防止機能: DNS
- キルスイッチ: 搭載
- ノーログポリシー: 採用
Surfsharkの速度テスト
Surfsharkの 90ヶ国以上にあるサーバーをランダムにテストし、平均速度を確認しました。
以下は主な結果です:
全体として、Surfsharkはほぼあらゆるサーバーで良好な速度でした。最寄りのサーバーでの速度低下は約 13%で、 ExpressVPNやPrivate Internet Accessよりも低下しましたが、あらゆるオンラインアクティビティを高速で行えました。遠く離れたサーバーでは、顕著に速度低下 しましたが(平均して84%低下)、これほど速度低下したのは非常に遠く離れたサーバーのみでした。
Surfsharkには組み込みの速度テストもあり、サーバーをテストして最速の速度を提供するサーバーを確認できますが、あまり正確ではありません(また、やや不便です)。正直なところ、 ExpressVPNの組み込みの速度テストの方がはるかに優れています。
Surfsharkでのストリーミング: ほぼ強力
Surfshark は、Netflix、Amazon Prime、HBO Max、BBC iPlayerなど、最も人気のあるストリーミングサービスに対応しているため、ストリーミングに非常に優れています。残念ながら、 ExpressVPNやPrivate Internet Accessように Disney+にアクセスすることはできません。また、スマート DNSもあり、VPNをサポートしていないデバイスでストリーミングサービスにアクセスできます(アメリカのみ)。
また、位置情報を IP アドレスに一致させるための機能を備えた数少ないVPNの一つです。この機能はAndroidでのみ利用可能で、ストリーミングモバイルアプリ内でストリーミングビデオを視聴できます(通常は、 ストリーミングサイトで視聴します)。

Surfsharkでのトレント: ほぼ強力
SurfsharkではあらゆるサーバーでP2Pダウンロードが可能なため、トレントに優れています。また、qBittorrentやVuzeなどの一般的な P2Pクライアントでもテストしましたが、問題なく動作しました。とはいえ、ポート転送などのその他のP2P関連機能がないのは残念です(Private Internet Accessや Proton VPNにはあります)。
また、トレントを開始する前にリーク テストを実行したところ、ExpressVPN やPrivate Internet Accessのような完全な漏洩防止機能がないにもかかわらず、漏洩は生じませんでした。
さらに、CleanWeb機能で悪意のある P2P サイトから身を守れるのが気に入っています。また、トレントトラッカーのほぼあらゆる広告を削除することもできます。
Surfsharkでのゲーミング: ほぼ強力
Surfsharkは、最寄りのサーバーで常に良好な速度を維持していたため、ゲームにかなり適しています。ping値は常に非常に低く安定していました。しかし、と多く離れたサーバーでゲームをしている際に、ping値が高くなり、遅延が生じることもあり、ゲームが中断されることはありませんでした。
DdoS防止機能もあり、いくつかのルーターモデルでセットアップ可能です。しかし、VPNの主な利用目的がルーターでゲームをプレイすることなら、ExpressVPNがおすすめです。
ExpressVPNにはネイティブルーターアプリがあり、非常に容易にインストールおよび利用できます。
Surfsharkでの検閲の回避: ほぼ弱い
Surfsharkは、中国やイランなどの規制の厳しい国で常に機能するとは限りません。サポートに問い合わせたところ、Surfsharkアプリは時々しか機能しないため、機能する可能性が高い手動接続を設定する必要があると教えてくれました(ただし、接続には多少不便です)。制限のある地域で一貫して機能するVPNが必要な場合は、ExpressVPNやPrivate Internet Accessがおすすめです。
Surfsharkのプランと価格
6. CyberGhost VPN :広範囲にサーバーを設置し、高パフォーマンス(ゲームにおすすめ)

CyberGhostを使えばNetflixやHuluなど80種類以上のストリーミングサービスにアクセスでき、大手トレントクライアントで問題なくトレントをダウンロードできました。特に、コンテンツをストリーミングしたりトレントしたりしたい場合、どのサーバーに接続すべきか画面に表示されるのが気に入りました。用途に合ったサーバーを簡単に見つけられます。
CyberGhostは高パフォーマンスなので高速で安定したVPNをお探しのゲーマーにピッタリです。ゲーム機でVPN通信を試すため、CyberGhost VPNをルーターに接続しました(XboxとPS4はVPN接続に対応していないからです)。その結果、バッファせずにスムーズな高速通信でプレイできました。
広告やトラッカー、マルウェアを阻止したい場合、DNSドメイン名をブロックする「コンテンツブロッカー」も入手できます。誤って不正サイトにアクセスしてしまうのを防げるほか、サイトにネットの利用状況を追跡されないようにできますから、ターゲティング広告を配信されにくくなります。ただし、Private Internet AccessのMACEツールほど高性能ではありません(一部の広告しか非表示になりませんでした)。
CyberGhost VPNは7台まで端末を接続でき、1か月プランは14日間返金保証、年払いのプランは45日間返金保証付きとなっています。
CyberGhost VPN:セキュリティ
- サーバー数:8,100台以上
- プロトコル:OpenVPN、IKEv2、WireGuard
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:No-Spyサーバー(ルーマニア)、P2P、ストリーミング、ゲーム、スプリットトンネル
- 漏えい対策:DNS、WebRTC、IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
CyberGhost VPN:スピードテスト
CyberGhost VPNは90+か国に8,100台以上のサーバーを設置しています。各国のサーバーに接続して通信速度を測定しました。
結果はこちらです。
CyberGhost VPNはExpressVPNやPrivate Internet Accessほど高速ではありませんが、速度は32%しか低下せず、他社より速いことが分かりました。また、多数のサーバーを試したのですが、遠くのサーバーでもゲームプレイ中に速度の低下は見られませんでした。
CyberGhost VPN ストリーミング:◎
80以上の動画配信サービスを見るために最適化された特設サーバーが17か国以上(アメリカ、イギリス、日本など)にあり、どの動画配信サービスが見られるか明記されています。例えば、アメリカのサーバーのうち、Huluにアクセスするのに適しているのはどれか、そのサーバーでAmazonプライムビデオもアクセスできるか、英国版Netflixに適したイギリスのサーバーはどれかを一目で見極めることができます(Netflix専用サーバーは13か国以上にあります)。複数の国のストリーミング専用サーバーを試したところ、確実にストリーミングサービスにアクセスできました。また、Netflix、Huluなどの動画を妨げなくHD画質で視聴できました。

CyberGhost VPN トレント:◎
CyberGhostはトレントに対応しており、60か国以上にP2P専用サーバーが整備されていますから、近くに必ず高速のP2Pサーバーが見つかるはずです。 CyberGhost VPNのアプリにはP2Pサーバーとの距離が表示されるので、一番近いサーバーに接続すると、ダウンロード速度が最速となります。
CyberGhost VPN 制限の回避:×
ExpressVPNやPrivate Internet Accessとは違い、CyberGhostは難読化サーバーがないので、ネット規制が厳しい国ではおすすめしません。とは言え、CyberGhost VPNはゲームや動画の視聴、トレントに適していますし、ネットの利用状況の匿名性を守るためにも役立ちますから、インターネットが規制されていない国にお住まいの方はご検討ください。
CyberGhost VPN:プランと価格
CyberGhost VPNの完全レビューはこちら >
7. PrivateVPN :ストリーミングに適したVPN

PrivateVPNは全サーバーでトレントにも対応しており、主要なトレントクライアントが利用できます。
AES 256ビット暗号化、複数の接続プロトコル、キルスイッチなど、標準的なセキュリティ機能のほかに、PrivateVPNは追加機能も提供しています。難読化でVPN制限やネット検閲を避けることができ、Tor(トーア)に対応しているのでTorネットワークを使用中にセキュリティ対策を強化できます。 ExpressVPNやProtonVPNなど、トップクラスのVPNサービスとは違い、PrivateVPNはスプリットトンネルがありません。
PrivateVPNは1つの契約で10台の端末を保護でき、30日返金保証もあります。仮想通貨など複数の支払い方法に対応しているのも嬉しいですね。
PrivateVPN:セキュリティ
- サーバー数:200台以上
- プロトコル:OpenVPN UDP/TCP、IKEv2/IPSec、L2PT/IPSec、PPTP、SOCKS5、WireGuard
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:難読化、TorオーバーVPN
- 漏えい対策:DNS、IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
PrivateVPN:スピードテスト
PrivateVPNは200台以上のサーバーを用意しています。60か国以上にサーバーがあるのですが、無作為に各国のサーバーに接続し、通信がどの程度遅くなるか測定しました。サーバーにはほぼ瞬時に接続できました。
結果はこちらです。
PrivateVPNは通信がとても速く、特にL2TP/IPSecプロトコルが最速でした。また、テストでダウンロード速度が50%以上低下することはありませんでした(海外サーバーで速度が50%以上低下すると低評価となります)。PrivateVPNはWireGuardに対応していますが、デバイスに手動設定しなければなりません。10分以内に設定できましたが、手間がかかりますし、パソコンが得意でなければ圧倒されてしまうかもしれません。WireGuardをアプリ内プロトコルとして提供しているVPNの方が手軽に使えます(ProtonVPNやPrivate Internet Accessなど)。
スピードテストの結果、PrivateVPNはストリーミング、ファイルのダウンロード、ビデオ通話などに適した通信速度だということが確認できました。近くのサーバーだといくらか遅くなりましたが、海外のサーバーだと少ししか遅くなりませんでした。
PrivateVPN ストリーミング:◎
PrivateVPNはNetflix、Hulu、Amazonプライムビデオ、BBC iPlayer、Disney+など多数の動画配信サービスにアクセスできます。ストリーミングアプリ用に構成済みのサーバーが用意されています。例えば、19か国に個のNetflix専用サーバーがあります。テストで人気の動画配信サービスにいつもアクセスできました。また、PrivateVPNは通信が速いので、動画は常に高画質です。

PrivateVPN トレント:◎
PrivateVPNはExpressVPN と同様に、全サーバーがトレントに対応しています。無作為にサーバーに接続し、大手トレントクライアント(uTorrent、BitTorrent、Bitport.ioなど)を試したところ、PrivateVPNはこれらのクライアントでコンテンツをダウンロード・共有できることが分かりました。
また、DNS漏れテストを10回行った結果、DNS漏れはありませんでした。
PrivateVPN ネット規制の回避:◎
PrivateVPNは「ステルスモード」という難読化ツールがあります。VPN通信を隠すため、ネット規制を回避したい場合にある程度役立ちます。
PrivateVPN:プランと価格
PrivateVPNの月払いプランは高めですが、
PrivateVPNの完全レビューはこちら >
8. TunnelBear :初心者に最適なVPN

TunnelBearはセキュリティ対策が万全で、通信も速く、標準的なVPNのセキュリティ機能もあります。厳しいログなし方針は独立したサイバーセキュリティ企業によって毎年審査・検証されています。TunnelBearのAndroidアプリはキルスイッチや難読化機能スプリットトンネル(特定のアプリをVPNから除外する機能)があります。また、OSアプリにスプリットトンネルがあるのはこの記事でTunnelBearだけです(サイトやサブドメインも除外できます)。無料広告ブロッカーも備わっています(Chromeのみ)。
しかし上位にランクインしたExpressVPNやProtonVPN TunnelBearでは人気の動画配信サービスにアクセスできるとは限りません。また、TunnelBearは返金保証がないのが残念です。無料プランがあるので興味がある方はぜひお試しください(ただし、毎月500MBまでしか通信できません)。
TunnelBear:セキュリティ
- サーバー数:不明
- プロトコル:OpenVPN、IKEv2
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:スプリットトンネリング, 難読化
- 漏えい対策:DNS、WebRTC, IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
TunnelBear:スピードテスト
TunnelBearは45か国にしかサーバーがありません。ExpressVPN、Private Internet Access、CyberGhost VPNなどのトップ企業より少ないのです。しかし、TunnelBearのネットワークは全世界に網羅していると言えるでしょう。北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアのほか、シンガポール、日本、ニュージーランドのサーバーを利用できます。各国のサーバーに接続し、TunnelBearの通信速度を測定しました。
結果はこちらです。
まとめると、TunnelBearはダウンロード速度が平均で42%低下しました。比較的速いですが、ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPNよりは遅いでしょう。母国のサーバー(アメリカ)に接続した結果、通信速度はVPNに接続していない時とほぼ同じで、速度が低下せずに動画をストリーミングできました(アップロード速度が向上したのは素晴らしいでしょう)。しかしドイツとイギリスのサーバーに接続したところ、ダウンロード速度は大幅に低下し、応答時間かなり長くなってしまい、インターネットサーフィンやストリーミングしている時も遅さが気になりました。一方、オーストラリアのサーバーのダウンロード・アップロード速度はどちらも高速でした。国内サーバーに接続している時とほぼ同じくらいだったのです。
TunnelBear ストリーミング:○
動画を視聴したい場合、TunnelBearはまあまあ良いでしょう。テストでは、Netflix、Amazonプライムビデオ、Huluのほか、Pluto TVやKodiなど知名度の低い動画サイトが利用できました。残念ながら、Disney+とESPN+は見られません。

TunnelBear トレント:◎
ExpressVPNと同様、TunnelBearは全サーバーでP2P共有を許可しています。しかしTunnelBearの通信速度はあまり速くないため、Fastest Connectionオプションを使ってサーバーに接続するか、一番近いサーバーに手動で接続すると良いでしょう。
TunnelBear ネット規制の回避:◎
TunnelBearは、ワンクリックで有効化できる難読化ツール(GhostBear)があります。ExpressVPNやPrivate Internet Accessと同様に、TunnelBearの難読化ツールを使うとVPN規制やネット規制を回避できます。
TunnelBear:プランと価格
の無料版はデータ通信量が無制限なのですが、
有料の
TunnelBearはクレジットカードとビットコイン決済に対応していますが、PayPalで支払うことはできません。返金保証はありません。
TunnelBearの完全レビューはこちら >
9. VyprVPN :ネット規制を回避するのにおすすめ(スモールビジネスにもピッタリ)

VyprVPNは、VPN規制を回避するために独自のカメレオンプロトコルを提供しています。通信を難読化することでVPN通信を隠し、制限なくインターネットを閲覧できるようになります。
VyprVPNはビジネスにおすすめのチョイスでしょう。全サーバーを独自に所有・管理していて、本社はプライバシー保護法が厳しいスイスにあります。ネットの利用状況やファイルの共有に関するデータが記録されることはありません。
VyprVPNは同時に30台のデバイスを接続でき、月払いプランと年払いプランがあります。有料プランは30日間返金保証付きです。
VyprVPN:セキュリティ
- サーバー数:700個以上(アジアにもサーバーあり)
- プロトコル:WireGuard、IKEv2/IPSec、OpenVPN、カメレオンプロトコル(難読化)
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:スプリットトンネリング
- 漏えい対策:DNS
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
VyprVPN:スピードテスト
VyprVPNは世界各国70か所以上にサーバーを配備しています。各地点のサーバーに接続してVyprVPNの通信速度を検証しました。
結果はこちらです。
アメリカやヨーロッパのほか、日本やオーストラリアなど遠くのサーバーでも高速通信でした。しかしアジアと南アメリカのサーバーに接続するとかなり遅くなってしまったのは残念です。しかし、全体的に速度の低下率は21%でしたから、かなり良いでしょう。
VyprVPN ストリーミング:◎
VyprVPNなら、NetflixやHulu、Amazonプライムビデオ、AppleTV、Disney+、BBC iPlayer、ESPN+が利用できます。ディズニーやマーベルが好きな方には残念ながら、VyprVPNでDisney+を利用することはできません。Disney+にアクセスしたい場合は、ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPNなどのVPNをご利用ください。
テストではすべての動画配信サービスにアクセスでき、VyprVPNは通信が速いのでHD画質で動画を再生しても途中で止まることはありませんでした。

VyprVPN トレント:◎
VyprVPNはトレントに対応していて、全サーバーでP2Pファイル共有が許可されています。試した結果、素早くスムーズにトレントをダウンロードできました。また、DNS漏れテストも合格です。データ漏えいは確認されませんでした。
VyprVPN ネット規制の回避:◎
VyprVPNは「カメレオンプロトコル」という特殊技術を使ってVPN通信を隠します。また、カメレオンプロトコルを使うと、VPNに接続中にIPアドレスが定期的に更新されるため、プライバシー保護を強化でき、IPアドレス制限を避けることができます。
VyprVPN:プランと価格
VyprVPNは
一方、法人向けプランは
VyprVPNの完全レビューはこちら >
10. [affiliate-link vendor="28039" alooma-button-id="2858538"]Mullvad VPN :高度なプライバシー保護と強力なセキュリティ対策(プランの内容が分かりやすい)
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他社サービスだと加入時にメールアドレスなどの個人情報を入力する必要があるのですが、Mullvad VPNはアカウント番号をID・パスワードとして使うことになります。また、Mullvad VPNはオープンソースのサービスで、ネットの利用状況は記録・保存していません。Mullvadは速度も速く、トレントを許可しており、ネット検閲を回避するために役立ちます。ただし、動画を視聴したい場合はおすすめしません。
5台の端末を同時に接続でき、30日返金保証付きです。
Mullvad VPN:セキュリティ
- サーバー数:760個以上(日本のサーバーあり)
- プロトコル:WireGuard、OpenVPN
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:ブリッジ(ダブルVPN)、スプリットトンネリング、SOCKS5、ポートフォワーディング
- 漏えい対策:DNS、IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
Mullvad VPN:スピードテスト
Mullvad VPNの通信速度を測定したところ、優秀な結果となりました。Mullvadは35か国以上にサーバーがあり、10秒以内に接続できました。また、通信が50%以上遅くなることはありませんでした。
結果はこちらです。
Mullvadは高速ですが、ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPN、CyberGhost VPNほど速くありません。しかし、遠くのサーバーでも満足できる安定したスピードが期待できます。
Mullvad VPN ストリーミング:×
Mullvad VPNの最大の欠点は、動画の視聴に弱いことです。Mullvad VPNをテストしたところ、Netflixが利用でき、英国の同僚はBBC iPlayerにアクセスできました。しかし、HuluやDisney+など、他の動画配信サービスは利用できませんでした。
主要な動画配信サービスが利用できるVPNをお探しの方は、ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPNをご検討ください。
Mullvad VPN トレント:◎
Mullvad VPNは760台以上のサーバーがあり、全サーバーでP2Pファイル共有が許可されています。テストでは、高速でファイルをダウンロードできました。Mullvadにはスプリットトンネル機能もあり、とても使いやすいでしょう。P2P通信だけVPNに経由させ、国内サイトは普段のネットワークで閲覧できました。
Mullvad VPN ネット規制の回避:○
Mullvadはブリッジ・サーバー(ダブルVPN)とシャドーソックス・プロキシ(ネット上のファイアウォールを回避するためのオープンソースプロキシ)を組み合わせて、自由なインターネットを実現しています。ExpressVPNは全サーバーで難読化できるのに対して、Mullvadだとブリッジの地点を手動で選択する必要があります。また、ブリッジモードはパソコン限定機能なのでモバイルでは利用できません。
Mullvad VPN:プランと価格
Mullvad VPNの契約は
支払い方法はクレジットカード、PayPal、現金、銀行送金、仮想通貨に対応しています。全プランが30日間返金保証付きです。
Mullvad VPNの完全レビューはこちら >
おまけ. IPVanish :接続台数は無制限、トレントにおすすめ

さらに、IPVanishはパーフェクトフォワードシークレシーなどの高度なセキュリティ機能も提供しています。アプリは簡単にインストールでき、直感的に操作できるデザインです。
しかし、ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPNとは違い、IPVanishは動画の視聴にはあまり向きません。
IPVanishは1か月プランと1年プランがあり、1年プランには30日間返金保証が適用されます。
IPVanish:セキュリティ
- サーバー数:2,000+個以上(日本のサーバーあり)
- プロトコル:IKEv2/IPSec、OpenVPN、L2PT/IPSec、IPSec、PPTP、WireGuard
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:スプリットトンネル、SOCKS5
- 漏えい対策:DNS、IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
IPVanish:スピードテスト
IPVanishは50+か所以上に2,000+個以上のサーバーを配備しています。IPVanishの各サーバーに負荷率や応答時間が表示されるので、最速のサーバーを見つけやすいでしょう。
IPVanishの通信速度を測定するため、50か国以上で一番負荷が軽いサーバーに接続しました。
結果はこちらです。
サーバーにはほぼ瞬時に接続でき、スピードテストでは平均以上の速度を維持できました。速度は平均で33%遅くなり、CyberGhostなどトップクラスのVPNに相当します。高速VPNをお探しの方は、IPVanishをご検討ください。
しかし、VPNサーバーに接続するのに10~30秒もかかってしまいました。ExpressVPNのようなトップクラスのVPNなら、5秒でVPNサーバーに接続されます。
IPVanish ストリーミング:△
IPVanishでNetflixは利用できました。しかし、Hulu、Disney+この記事でご紹介したほかのサービス(ExpressVPN、Private Internet Access、CyberGhost VPNなど)の方が動画の視聴に向いています。

IPVanish トレント:◎
IPVanishは、2,000+台を超えるすべてのサーバーがP2Pに対応しており、通信を暗号化しないSOCKS5プロキシサーバーに接続すると、より高速通信が期待できます。試したところ、SOCKS5プロキシサーバーの方がダウンロード速度が10%速いことが分かりました。
IPVanish ネット規制の回避:×
残念ながら、IPVanishはネット制限が厳しい国では使えません。ファイアウォールや検閲を確実に回避できるVPNをお探しの方は、ExpressVPNまたはPrivate Internet Accessをご検討ください。
IPVanish:プランと価格
IPVanishはクレジットカードやデビットカード、PayPalでの支払いに対応しています(仮想通貨は未対応です)。1年プランは30日返金保証付きです。
IPVanishの完全レビューはこちら >
【比較表】2023年におすすめのVPN
おすすめのVPNを選ぶ方法 2023年
正しいVPNを選択するために必要なことは以下の通りです。- VPNが高度なセキュリティ機能を備えていることを確認します。
このランキングではAES 256ビット暗号化、安全なVPNプロトコル(OpenVPNやWireGuardなど)、停止スイッチ(VPNとの接続が途切れた時にネット通信の漏えいを防止する機能)など、標準的なセキュリティ機能を提供しているVPNだけをおすすめしています。また、スプリットトンネリング(一部の通信だけをVPNに経由させる機能)や広告ブロッカーなどの追加機能にも注目しました。おすすめのサービスがすべてこのような項目を満たしているわけではありませんが、ExpressVPN, Private Internet Access , やProtonVPNなどランキング上位のサービスは強力なセキュリティ機能があります。 - プロバイダーのノーログポリシー(no-logs policy)を確認します。
VPNが個人情報やネットの利用状況(アクセスしたサイトや共有したファイル)などのデータを保存しないためには「ユーザーデータを絶対に記録しない」という方針を厳しく守っているVPNを選びましょう。このランキングでご紹介したVPNは厳しいログなし方針があります。ExpressVPNやPrivate Internet Access、TunnelBear、VyprVPNなど、独立監査や法律の場でログなし方針を守っていることが証明されているVPNもあります。 - 世界中のサーバーを提供しているVPNを探します。
優れたVPNサービスは、世界各国に少なくとも数百個のサーバーがあります。一般的に、VPNはサーバー数が多いほど通信が速い傾向があります。1か所に多数のサーバーがあれば、1つのサーバーにユーザーが集中する可能性が低くなり、高速通信が期待できます。 - VPNが高速な通信速度を提供することを確認します。
VPNに接続すると通信速度が少なからず遅くなってしまいますが、高品質のVPNなら遠くのサーバーに接続しても通信の遅れを最小限に抑えられます。このランキングのVPNはVPNに接続していない状態と比べて50%以上遅くなることはありません。最速のVPN(ExpressVPNやPrivate Internet Accessなど)は平均で15~25%遅くなったのですが、これはかなり優秀です。実際、通信が大幅に遅くなったケースでも、安定した高速通信を維持でき、インターネットサーフィン、動画のストリーミング、ファイルのダウンロードには支障ありませんでした。 - VPNのストリーミング、トレント、検閲対策の機能を見極めます。 高性能VPNを使えば、動画配信サービスにアクセスしたり、ファイルを安全にダウンロードしたりできるほか、コンテンツの閲覧が規制されている国でも制限を乗り越えることができます。この記事でご紹介した一部のVPNは動画配信サービスが利用できなかったり、ネット規制が厳しい国で自由なインターネットを実現できなかったりします。しかし、(ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPNなど)、トップクラスのVPN の多くは動画の視聴、トレント、ネット規制・ファイアウォールの回避にも役立ちます。
- 総合的にコストパフォーマンスの良いプロバイダーを選びましょう。
ランクインしているVPNは1つの契約で5~10台の端末を同時に接続できるものばかりです。さらに、IPVanishやCactusVPN など、何台でも接続できるVPNもあります。ほとんどのVPNは1か月プランや1年プランを提供していて、仮想通貨を含めさまざまな支払い方法に対応しています。30日返金保証もあり、CyberGhostの返金保証期間は45日となっています。
あなたのOS用のおすすめのVPNを選ぶ方法 2023年
この記事でご紹介したVPNはすべて安全性が高く、主なOSに容易にインストールでき、使いやすいですが、VPNアプリの質には差があります。例えば、Windowsアプリは優秀なのに、iOSアプリは重要な機能を欠いているケースがあるのです。VPNを使う予定のデバイス向けにアプリがあるか、アプリは高品質か、しっかり確認してからVPNを選びましょう。
この記事では、各社VPNのAndroid、iOS、Windows、Macアプリを1つひとつ実際に使って質を吟味しました。ここでは、VPNの選び方をOS別に解説します。
- WindowsにおすすめのVPN
一般的に、VPNアプリのうち最も多機能で使いやすいのはWindowsアプリです。Windowsデバイスは多くのVPNツールに対応していますから、「インターフェースが直感的に分かりやすいか」「キルスイッチや高速かつ安全なプロトコル、スプリットトンネルなどの必須機能があるか」などを検討しましょう。Windowsに一番おすすめなのはExpressVPNです。 - MacにおすすめのVPN
一般的に、MacアプリのVPN機能はWindowsアプリとほぼ同じですが、Macでは一部の機能が使えないこともあります。例えば、多くのMac用VPNアプリは最速のプロトコルやIPアドレスの漏洩対策、スプリットトンネルなどの機能がありません。MacにはExpressVPNとPrivate Internet Accessがおすすめです。 - AndroidにおすすめのVPN
VPNのAndroidアプリは正常に動作せず、機能が少なく、デザイン性が悪いことが多いものです。モバイルでVPNが使いにくいのは困りますから、慎重に選びましょう。ExpressVPNやProtonVPNなどの一流VPNのAndroidアプリは、ナビゲーションが簡単で、バグもありません。 - iOSにおすすめのVPN
Apple社はモバイル機器に制限をかけているため、VPNのiOSアプリは、他のOSのアプリより機能が少ない傾向があります。しかし、一部のVPNは、iOSアプリにもキルスイッチやマルウェアブロッカーなどを搭載しています。iOSにおすすめのVPNで1位と2位に輝いたのは、ExpressVPNとPrivate Internet Accessです。
おすすめできないトップブランド
- Hotspot Shield
Hotspot Shieldはストリーミングとトレントに適した高速VPNで、サーバーネットワークは大規模です。しかし、重要なセキュリティ機能を欠いており、WindowsでしかIPv6とWebRTCの漏洩を防げません。また、中国などネット検閲の厳しい国でファイアウォールを回避できないことがあります。全体的に、この記事で紹介したVPNほど役立ちません。 - HMA VPN
HMA VPNは安全で速度も速く、P2P専用サーバーではトレントも可能です。しかし、HMA VPNはNetflixやDisney+などの人気動画配信サービスが利用できず、ネット制限が厳しい国では使えません。また、カスタマーサポートも最悪で、かなり高価格です。 - Hola VPN
Hola VPNはP2P型の無料VPNで、通信が速いのが特長です。しかし、過去にユーザーのIPアドレスを漏洩したことがあり、ログを記録していますし、暗号化は使用していません。また、HolaはP2P型VPNなので、他のユーザーのIPアドレスが割り当てられます。裏を返せば、他のユーザーがあなたのIPアドレスを使うことになります。そのため、あなたのIPアドレスが犯罪行為のために使われる恐れがあるのです。
よくある質問
2023年におすすめのVPNは?
2023年に一番おすすめのVPNはExpressVPNです。多数の高速サーバーがあり、とても使いやすく、優秀なセキュリティ機能があります(独自のDNS暗号化サービス、TrustedServer技術、独自の超高速で安全なLightwayプロトコルなど)。厳格なノーログ方針でユーザーのプライバシーを守っており、仮想通貨での支払いに対応しているほか、全サーバーがハードドライブではなくRAMで動作していて、メモリのデータは頻繁に削除されています。すべての主要な動画配信サイトで動画を視聴でき、全サーバーがP2P通信に対応しており、インターネットが規制されている国でもファイアウォールを回避できます。5台の端末を同時に接続でき、ExpressVPNは30日返金保証付きです#。
とは言え、この記事でご紹介したVPNはすべてとても優秀です。
Private Internet Accessは全体的に優れたVPNです。安全性、通信速度、使いやすさの面で文句なしでしょう。また、動画の視聴やトレントにも役立ちます。ProtonVPNは数多くのプライバシー機能(セキュア・コアVPNアーキテクチャとパーフェクトフォワードシークレシー)でユーザーデータを守ります。CyberGhostはブラウジング、動画の視聴、トレント、ゲームなど、あらゆる場面で優れた効果を発揮します。VPNを使ったことがない方はTunnelBearのアプリはシンプルで使いやすいのでおすすめです。
繰り返しになりますが、この記事でご紹介したVPNはすべて業界トップクラスです。ニーズを検討して選ぶと良いでしょう。
VPNは合法ですか?
日本を含め、VPNはほとんどの国で合法です。ただし、中国、イラン、ロシア、イラク、ベラルーシ、北朝鮮、アラブ首長国連邦、ベネズエラなど、VPNの使用が禁止されている国もいくつかあります。VPNが許可されていない国でVPNを使用すると法律違反となる可能性があります。逮捕され、起訴される恐れもあるので注意が必要です。
インターネットの利用が規制されている国に住んでいたり、そのような国に旅行する予定なら、今のうちにVPNを購入しておきましょう。国内ではVPNの公式サイトにアクセスできない可能性があるので事前の準備が大切です。特にExpressVPNはファイアウォールやネット規制を回避するのが得意なサービスです。
VPNが合法な国でも、VPNを使った犯罪行為は違法です。現地の法律に従っていれば、VPNは安全で合法なツールです。インターネットのセキュリティ対策、プライバシー保護を強化でき、より自由なインターネットを楽しむために役立ちます。
VPNを使用するとNetflixの利用規約違反になるのでは?
利用規約違反になる場合とならない場合があり、一概には言えません。
Netflixの利用規約にはこのように書かれています。
「ネットフリックスのコンテンツは主にあなたがアカウントを開設した国で、弊社がサービスを提供しておりコンテンツのライセンスを保持している地域のみでお楽しみいただけます。」
つまり、アメリカ在住のユーザーが、アメリカのVPNサーバーに接続してNetflixを視聴するのは利用規約の範囲内なのです。しかし、アカウントを開設した国以外の国に旅行している場合、VPNを使って母国のコンテンツを閲覧するのは許可されているように見えます。Netflixも国内コンテンツを視聴できるとしています(な問えば、日本でNetflixアカウントを作成したユーザーがドイツに旅行した場合、日本とドイツのNetflixが利用できます)。
Netflixなどの動画配信サービスにアクセスするのが得意なVPNとそうでないVPNがありますが、おすすめのVPNの多くは動画の視聴に役立ちます。ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPNは、Netflix、Hulu、Amazonプライムビデオにアクセスでき、高速通信で快適に動画を見ることができました。
インターネットを利用するときにVPNを使うメリットは?
VPNを使うメリットは主に2つあります。まず、ローカルネットワークや公共のWi-Fiホットスポットからネット通信を発信するのではなく、VPNサーバーを経由させることで、通信の発信源を隠すことができます。
また、VPNを使うと通信がすべて暗号化されるため、ネットのブラウジング履歴を隠せます。VPNを使うと、ハッカーなどのサードパーティからブラウジングデータを見られないようにすることができます。この記事でご紹介しているVPNはすべて以上のようなメリットがあります。
VPNは安全ですか?
はい。高性能VPNはさまざまなセキュリティ機能を装備しているので、データとプライバシーを保護できます。
2023年におすすめのVPNは、業界標準のVPNセキュリティ機能を搭載しています。例えば、AES 256ビット暗号化(金融機関や軍隊と同じ暗号化)、キルスイッチ(VPNとの接続が切れた際にネット通信を自動的に遮断し、データ漏洩を防ぐ機能)、DNS・WebRTC・IPv6の漏洩対策、厳格なノーログポリシー(閲覧したサイトやダウンロードしたファイルなどの情報をVPNが記録しないことを約束する方針)などが挙げられます。ExpressVPNやProtonVPNなど、独立監査によってノーログポリシーを守っていることが実証されているVPNもあります。また、Private Internet AccessやCyberGhost VPNは、ユーザーデータを保持・共有しないことを証明する透明性レポートを発行しています。
ほとんどの高性能VPNは、RAMのみで実行されるサーバー(データはハードドライブに一切保存されません)、パーフェクトフォワードシークレシー(暗号化キーを変えることで過去・未来の暗号化キーのハッキングを防止)など、高度なセキュリティ対策も行っており、マルウェアブロッカーやスプリットトンネルなど、便利な追加機能もあります。
VPNの料金はどれくらいですか?
プランによりますが、VPNのサブスクリプションは安くて月額2ドル、高くて月額15ドルが目安でしょう。一般的に、長期プラン(1、2、3年プラン)が一番お得で、月払いプランは高めの価格設定となっています。
例えば、Private Internet Accessのプランは業界でもかなり安い方です。1か月プランは割高ですが(他社ほどではありません)、長期プランは$2.19 / 月~となっています。ExpressVPNは$6.67 / 月~なので業界平均より高めですが、コストパフォーマンスは高く、長期プランを選ぶと契約が無料で延長されることが多いです。おすすめの格安VPNはこちらをご覧ください。
有料VPNに加入する価値は本当にありますか?
はい!トップクラスのVPNなら、優れたセキュリティ対策とプライバシー保護を格安で行えるので、加入する価値は間違いなくあります。2023年におすすめのVPNはExpressVPNとPrivate Internet Accessで、どちらも安全かつ高速で、Netflixなど主要な動画配信サービスが利用でき、トレントにも対応しています。また、アプリは使いやすく、ネットにつながるほとんどのデバイスで利用でき、料金も格安です。
無料VPNを入手することもできますが、おすすめしません。無料VPNプランは、1日または1か月当たりのデータ通信量と速度が制限されていることが多く、利用可能なサーバー・国も限られています。また、広告が表示されたり、広告目的のためにサードパーティにオンラインデータを売り渡されたりすることもあります(閲覧したサイトや購入履歴など)。
おすすめの無料VPNをお探しの方は、ProtonVPNの無料プラン をご検討ください。無料VPNとしては珍しく、データ通信量が無制限で、アメリカ、日本、オランダのサーバーが利用でき、高速です(ただし、動画の視聴とトレントはできません)。