
更新日: 2022年5月1日

お急ぎですか?おすすめのVPNサービスはこちらです!
- 🥇 ExpressVPN(2022年に第1位):優秀なセキュリティ機能と圧倒的な通信速度を誇るExpressVPNはとても使いやすい設計なのが特徴です。厳しいログなし方針を維持しており、ストリーミングやトレントに役立つ機能が満載で、全プランが30日返金保証付きです。
多くのVPNは、低価格でトップクラスのセキュリティ対策と超高速通信と主張していますが、満足できる安全性と通信速度を実現しているサービスは少ないものです。では、2022年にニーズにピッタリのVPNを見つけるにはどうすれば良いのでしょうか?
この記事では、52のトップクラスの仮想プライベートネットワーク(VPN)を数か月間かけて徹底検証しました。ユーザーに役立つ2022年に最高のVPNを見つけるために、有名ブランドから知名度の低いものまで、多数のサービスを実際に使ってみてサービス内容を検証したのです。
さまざまな指標をもとにVPNを比較、評価、ランク付けしました。詳しい調査とテストを行い、トップクラスのVPNサービスが次の項目を満たしていることを検証しました。
- 安全で信用できる企業である
- いつも通信が高速
- 動画配信サービスが利用でき、P2P通信に対応
- ネット検閲の厳しい国でインターネットを自由に利用できる
- ほとんどのプラットフォーム向けに使いやすいアプリがある
スピードテストやストレステストを実施したり、プライバシー方針を検証したりし、セキュリティ、使いやすさ、プライバシー機能、全体的な価値などの観点でVPNを比較し、10種類厳選したうえでランキングにまとめました。結果をご覧ください。
2022年におすすめのVPNサービス【早見表】
- 1.🥇 ExpressVPN 2022年総合第1位:トップクラスのセキュリティで機能が最高。通信が最速。
- 2.🥈 PIA VPN 多目的なVPNとしておすすめ:安全でカスタマイズ性が高く、動画の視聴やトレントにピッタリ。
- 3.🥉 ProtonVPN プライバシー保護におすすめ :高度なプライバシー保護を実現し、機能が多く、高速。
- 4. CyberGhost 高性能VPN:安定した通信と充実したサーバーネットワークでゲーマーにピッタリ。
- 5. PrivateVPN 動画の視聴におすすめ:人気の動画配信サービスが利用でき、高速で使いやすい。
- 2022年におすすめのVPN6~10位はこちら。
- 評価項目
- ランクインしなかったトップブランド
- VPNの比較表
- VPNについてよくある質問
🥇1. ExpressVPN:2022年にセキュリティ、速度、パフォーマンスが最高!

ExpessVPN は通信が非常に速く、アプリは日本語に対応していて使いやすいでしょう。AES 256ビット暗号化や独立監査済みのログなし方針、キルスイッチなど、優秀なセキュリティ機能を搭載しています。セキュリティ機能に関して、独自のVPNプロトコルやしっかりセキュリティ対策されたサーバーアーキテクチャを実装しています。また、Windows・Mac用アプリはスプリットトンネリングにも対応しているなど、高度な機能もいくつかあります。
さらにExpressVPNは独自のプライベートDNS暗号化サービスもあり、ExpressVPNのサーバーを経由するDNSリクエストを暗号化することでセキュリティ対策を強化できます。また、ExpressVPNのTrustedServer技術はサーバーのメタデータをハードドライブではなくメモリ(RAM)に保存するため、サーバーを再起動するたびに個人データがすべて消去されます。
規制が厳しい国でVPNを使いたい場合、ExpressVPNがおすすめです。ネット検閲が厳しい国にお住まいの方や、そのような地域に旅行する方は、ファイアウォールを回避してインターネットを自由に利用できるようになります。また、ExpressVPNはトレントやゲーム、動画の視聴にもおすすめです。NetflixやHulu、Disney+など、主要な動画配信サービスのほか、FuboTV、RaiPlay、Crackleなど知名度の低いサイトも利用できます。さらに、NHK総合テレビなど、地域制限がかかった国内チャンネルを海外で見ることもできます。
ExpressVPNが独自に開発したLightwayプロトコルは、OpenVPNやWireGuardなどのトップクラスのVPNプロトコルより安定性、速度、セキュリティが強化されているそうです。 プロトコルをテストした結果、最速のVPNプロトコルはLightwayだということが分かりました。
ExpressVPNは1つの契約で5台まで接続でき、ビットコインなどさまざまな支払い方法に対応しています。安心の30日返金保証付きです。
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ExpressVPN:セキュリティ
- サーバー数:3,000個以上(アジア太平洋にもサーバーあり)
- プロトコル:Lightway、IKEv2/IPSec、OpenVPN UDP/TCP、L2TP/IPSec
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:難読化、スプリットトンネル
- 漏えい対策:DNS、WebRTC、IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
ExpressVPN:スピードテスト
94か国にVPNサーバーがあるExpressVPNはこのランキングで最も広範囲をカバーしているVPNの1つです。さらに、少なくとも15か国では複数の都市にサーバーが配備されています。例えばアメリカでは20都市以上(ニューヨーク、シカゴ、ソルトレークシティ、ロサンゼルスなど)にサーバーがあり、イギリスには4都市(ドックランズ、西ロンドン、ロンドン、ウェンブリー)をカバーしています。各国の通信速度を測定したほか、サーバー地点が複数ある場合はすべての地点をテストしました。
結果はこちらです。
サーバーの位置 | ダウンロード速度(Mbps) | アップロード速度
(Mbps) |
距離(km) | 応答時間(ミリ秒) |
母国(アメリカ) | 15.51 | 25.58 | 19 | |
アメリカのサーバー | 14.97 (3%) | 17.49 | 103 (165) | 22 |
オーストラリアのサーバー | 14.80 (5%) | 8.19 | 10,610 (17,075) | 243 |
イギリスのサーバー | 13.15 (15%) | 5.39 | 6,300 (10,138) | 105 |
ドイツのサーバー | 13.07 (16%) | 6.04 | 8,401 (13,520) | 131 |
ブラジルのサーバー | 12.46 (20%) | 6.98 | 6,036 (9,714) | 124 |
ExpressVPNの「スマートロケーション」というツールでVPNサーバーに接続し、スピードテストを行いました。スマートロケーションとは、現在地をもとに最適なサーバーを自動で検出して接続する機能です。サーバーに瞬時に接続でき、非常に速い通信を維持できました。自宅サーバーから16,000キロ以上離れたVPNサーバーでも高速だったのです。ExpressVPNの通信が圧倒の速さなのは「Lightway」という独自プロトコルを使用しているからです。高速通信で有名なWireGuardなどのプロトコルと比較しても驚愕の高速通信でした。ExpressVPNは通信が平均で15%しか遅くならず、他社サービスより極めて速いことが分かりました。
ExpressVPN ストリーミング:◎
ExpressVPNは動画の視聴に一番おすすめです。人気の動画配信アプリだけでなく、Kodi、Sling TV、FuboTVなど知名度の低いサービスも利用できます。NetflixやHulu、YouTubeなどでもHD画質で映画やテレビ番組を見られました。

ExpressVPN トレント:◎
ExpressVPNは3,000個以上の全サーバーでP2Pによるファイル共有やトレントに対応しています。他社だとP2P専用サーバーでしかトレントできないことが多いです。
さらに、ExpressVPNはスプリットトンネリングにも対応しています。一部の通信をVPNサーバーに経由させ、それ以外の通信はそのままにする機能です。スプリットトンネルはトレントをダウンロードするときに役立ちます。P2P通信だけVPNに経由させることでダウンロードの高速化が期待できます。さらに、ExpressVPNはMacデバイスでもスプリットトンネルが利用できる数少ないVPNの1つなのです(macOS 10.15バージョン以前)。ExpressVPN以外でmacOSの全バージョンでスプリットトンネルが利用できるのはPrivate Internet Accessだけです。
ExpressVPN 規制の回避:◎
ExpressVPNの難読化サーバーを使えば、ファイアウォールを回避してインターネットを自由に利用できるようになります。 セキュリティ対策に力を入れているExpressVPNなら、簡単かつ安全にネット規制やVPNのアクセス制限を素早く回避できます。
ExpressVPN:プランと価格
ExpressVPNは月払い、年払いのプランが複数あります。ExpressVPNはこのランキングでご紹介している他社サービスと比べるとやや高価格ですが、セキュリティ対策、通信速度、プライバシー機能は最高のパフォーマンスです(また、動画配信サイトにアクセスできる点も優秀です)。年間プランは49%オフなので、わずか$6.67 / 月でご利用いただけます。また、ExpressVPNは契約期間を3か月無料で延長するキャンペーンを時々行いますから、15か月利用できます。
ExpressVPNの15か月プランが49%オフ
🥈2. Private Internet Access(PIA):カスタマイズ性が高く、高速で多目的なVPN。動画の視聴やトレントにおすすめ

Private Internet Access(PIA)は安全性が高く、全サーバーで高速通信を期待できます。動画の視聴やトレントにピッタリです。PIAのテストでは、Netflix、Hulu、Disney+など人気の動画配信サービスにすべてアクセスでき、再生中に通信速度が低下したりバッファしたりすることはありませんでした。全サーバーがP2P通信に対応しており、人気のトレントソフトを利用できます。ポートフォワーディング機能もあるので、直接ピアに接続してより高速でダウンロードできます。PIAはネット規制がある国でファイアウォールや制限を回避するためにも役立ちます。
PIAの最大の魅力は、プライバシー保護に力を入れていることです。ほとんどのVPNサービスはユーザーデータを記録しないと主張していますが、実証することはできません。一方、Private Internet Accessはユーザーデータを記録していないことが法律の場で何度も証明されています。PIAは、当局にデータを引き渡していないことを示す透明性レポートを定期的に発行しており、アプリはオープンソースです。
PIAのアプリは他社よりカスタマイズ性が高いのが特長です。アプリはデザイン性が高く、直感的に操作できます。また、上級ユーザー向けの設定として、暗号化、IPアドレスやアプリのホワイトリスト、ローカルポート接続、自動化ルールなどがあります。ExpressVPNと同様に、PIAは独自DNSなどの高度なセキュリティ機能があるのも注目ポイントでしょう。
PIAは1つの契約で10台の端末を同時に接続でき、全プランが30日返金保証付きです。
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Private Internet Access:セキュリティ
- サーバー数:不明
- プロトコル:OpenVPN、WireGuard、IKEv2/IPSec(iOSのみ)
- データの暗号化:128ビットAES、AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:難読化、ポートフォワーディング、スプリットトンネル、SOCKS5
- 漏えい対策:DNS、WebRTC、IPv4、IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
Private Internet Access:スピードテスト
PIAはサーバーごとに応答時間を明記しているため、最速のサーバーを選ぶために役立ちます。各国の通信速度を把握するためのスピードテストでは、応答時間が一番短いサーバーに接続しました。
結果はこちらです。
サーバーの位置 | ダウンロード速度(Mbps) | アップロード速度
(Mbps) |
距離(km) | 応答時間(ミリ秒) |
母国(アメリカ) | 27.22 | 36.84 | 10 | |
アメリカのサーバー | 25.55 (6%) | 36.61 | 2,721 (4,379) | 82 |
オーストラリアのサーバー | 22.93 (15%) | 31.06 | 10,478 (16,862) | 231 |
ブラジルのサーバー | 20.40 (21%) | 32.22 | 4,029 (6,484) | 201 |
スペインのサーバー | 18.08 (33%) | 36.16 | 3,656 (5,883) | 120 |
ドイツのサーバー | 17.21 (37%) | 34.71 | 3,972 (6,392) | 153 |
PIAは満足できる通信速度でしょう。PIAに接続してスピードテストを行ったところ、最速のサーバーでは6%しか速度が低下しませんでした。しかしアジアと南アメリカのサーバーにいくつか接続したところ、速度はおよそ40%遅くなり、平均以上です。まとめると、PIAの速度低下率は約22%でした。ExpressVPNには敵いませんが、多くの競合他社より高速です。
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Private Internet Access ストリーミング:◎
PIAは動画の視聴にも役立ちます。人気の動画配信サービスをすべて利用でき、知名度の低い動画サイトにもアクセスできます。テストではNetflix、Amazonプライムビデオ、Hulu、Disney+、Pluto TV、USA Network、VRVなど多数のストリーミングサイトを利用できました。

Private Internet Access トレント:◎
ExpressVPNと同様に、PIAは全サーバーでトレントを許可しているので、P2P専用サーバーを探す必要はありません(PIAはトレントにおすすめのVPNの1つです)。uTorrentとBitTorrentを使用できるか確認するために世界各国のサーバーを無作為に選んだのですが、どちらも問題なくファイルを共有できました。
PIAでDNS漏れテストも数回行いましたが、データ漏えいは全くありませんでした。PIAは自動的にIPv6通信を無効にするのも便利だと思います。VyprVPNしかし、ExpressVPNやProtonVPNなど、IPv6対策を搭載しているVPNサービスの方がおすすめです。
Private Internet Access 規制の回避:◎
PIAは「シャドーソックス・プロトコル」でファイアウォールを回避します。このプロトコルを使えばVPNを使っていることを隠せるので、普段は制限されているサイトも自由に閲覧できます。
Private Internet Accessの完全レビューはこちら >
Private Internet Access:プランと価格
PIAは3つの料金プランがあり、すべて手頃です。PIAの最低価格は$2.19 / 月で、VPN業界でもかなり安い方なのです。
支払い方法はクレジットカード、PayPal、仮想通貨(Bitpay、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン)に対応しています。また、完全に匿名性を守るためにAmazonのギフトカードで支払えるのも良いと思います。PIAは全プランが安心の30日返金保証付きです。
Private Internet Access - 72%オフ
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🥉3. ProtonVPN:プライバシー保護が優秀なVPN 優れたセキュリティ機能があり、とても高速

ProtonVPNは非常に安全かつ高速で、使いやすく、ProtonMailという暗号化されたメールサービスの開発チームによるVPNサービスです。ProtonVPNは厳格なログなし方針があり、当局にユーザーデータを引き渡していないことを証明する「透明性レポート」を定期的に発行しています。また、本社は5・9・14アイズ同盟に非加盟のスイスにあります。
ProtonVPNの「セキュアコアVPNアーキテクチャ」はユーザーの通信を複数のProtonVPNサーバー(スイス、アイスランド、スウェーデンの地下バンカーやデータセンターにあります)に経由させてからProtonVPNのネットワークから発信する仕組みになっています。また、ProtonVPNのアプリはすべてオープンソースなので、だれでもソフトウェアのソースコードを検証してセキュリティやプライバシーの脆弱性を調べることができます(また、アプリは独立監査済みです)。
ProtonVPNはパーフェクトフォワードシークレシー、スプリットトンネリング、広告ブロッカーなどの特長があり、主要な動画配信サービスが利用でき、トレントにも対応しています。さらに、ProtonVPNはトーアオーバーVPN接続に対応しているため、TorノードからIPアドレスを隠しつつ、普通のブラウザで.onionサイトを閲覧できます。
ProtonVPNは無料版があり、3種類の有料プランには30日返金保証付きです。返金額は残った契約期間分となります。
ProtonVPN:セキュリティ
- サーバー数:1,500+
- プロトコル:OpenVPN、IKEv2/IPSec, WireGuard
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:Secure Core、P2P、ストリーミング、TorオーバーVPN、スプリットトンネル
- 漏えい対策:DNS、WebRTC, IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
ProtonVPN:スピードテスト
ProtonVPNは60+か国にサーバーを配備しているので、各国のサーバーを無作為に選んで通信速度を測定し、他社サービスと比較しました。
結果はこちらです。
サーバーの位置 | ダウンロード速度(Mbps) | アップロード速度
(Mbps) |
距離(km) | 応答時間(ミリ秒) |
VPNに未接続(アメリカ) | 128.43 | 42.14 | 23 | |
ブラジルのサーバー | 127.16 (1%) | 39.73 | 7,731 (12,441) | 278 |
オーストラリアのサーバー | 120.21 (6%) | 39.40 | 10,610 (17,123) | 247 |
アメリカのサーバー | 101.84 (21%) | 38.72 | 33 (53) | 31 |
ドイツのサーバー | 94.22 (26%) | 37.92 | 6,510 (10,476) | 194 |
イタリアのサーバー | 90.05 (30%) | 38.93 | 4,363 (7,021) | 202 |
スピードテストでProtonVPNの通信は比較的速いことが分かりました。ダウンロード速度は平均で50%以上低下しましたが、ネットサーフィン、動画の視聴、VoIP通話(Voice over Internet Protocol)などをスムーズに楽しむことができました。遠くのサーバーに接続したり、スピードテストではダウンロード速度が大幅に低下しましたが、普段通りの快適な通信を維持できたのです。
ProtonVPN ストリーミング:○
ProtonVPNは30種類以上の動画配信サービスについて、利用方法のガイドを提供しています。Netflix、Hulu、HBOなどの人気サービスだけでなく、PeacockやPluto TVなどあまり知られていないプラットフォームの利用方法も分かります。しかし、ProtonVPNは主にデスクトップでの使用を想定したサービスなので、AndroidやiOSでは一部のストリーミングサービスしか使用できません。

ProtonVPN トレント:◎
ProtonVPNのP2P専用サーバーに接続するとトレントをダウンロードでき、P2Pサーバーは北米、ヨーロッパ、アイスランド、香港、シンガポールの12か国に140台以上が整備されています。ProtonVPNはP2P通信を識別すると自動的にP2Pサーバーに切り替えてくれるのが便利です。ProtonVPNのP2Pサーバーをすべて試したところ、すべての大手トレントクライアントで素早くトレントをダウンロードできました。
ExpressVPNと同様に、ProtonVPNはDNS漏洩対策も万全です。ProtonVPNのP2Pサーバーに1つひとつ接続してDNS漏洩テストを行ったところ、DNS漏洩は検出されませんでした。
ProtonVPN 規制の回避:×
残念ながら難読化サーバーはないため、ネット通信が規制されている国でブロックを回避するためにはおすすめしません。ProtonVPNは中国で利用できないことを認めており、代わりにTorブリッジ(Tor Bridge)の使用を勧めています。
ProtonVPN:プランと価格
ProtonVPNの無料版では1台の端末しか接続できず、オランダ、日本、アメリカの3か所のサーバーしか利用できません。しかし他社の無料VPNとは違い、ProtonVPNの無料プランは通信量が無制限なので、おすすめの無料VPNランキングでご紹介しています。
ProtonVPNはベーシックプラン、プラスプラン、ビジョナリープランという3つの有料プランを用意しています。ProtonVPNのベーシックプランでは2台の端末を40か国以上のサーバーに接続でき、トレントに対応しているほか、広告ブロッカー機能も搭載しています。ProtonVPNのPlusプランなら10台まで接続でき、セキュア・コアサーバーとTorサーバーが利用できます。また、動画配信サービスにもアクセスできるようになります。ProtonVPNのビジョナリープランは上記の他に、ProtonMailアカウントも利用できます。
ProtonVPNの料金プランは$4.00 / 月 からで、未使用分の料金を返金する30日間返金保証が全プランに適用されます。
ProtonVPN - 33%オフ
4. CyberGhost VPN:広範囲にサーバーを設置し、高パフォーマンス(ゲームにおすすめ)

CyberGhost VPN はとても高速で使いやすく、ゲーマーに特におすすめです。 スピードテストでは速度が30%しか低下せず(平均値)、業界平均を上回る高パフォーマンスとなりました。また、CyberGhostは7,000個以上のサーバーがあり、広範囲をカバーしているので、世界中どこでも高速サーバーに接続できます。
CyberGhostを使えばNetflixやHuluなど40種類以上のストリーミングサービスにアクセスでき、大手トレントクライアントで問題なくトレントをダウンロードできました。特に、コンテンツをストリーミングしたりトレントしたりしたい場合、どのサーバーに接続すべきか画面に表示されるのが気に入りました。用途に合ったサーバーを簡単に見つけられます。
CyberGhostは高パフォーマンスなので高速で安定したVPNをお探しのゲーマーにピッタリです。ゲーム機でVPN通信を試すため、CyberGhost VPNをルーターに接続しました(XboxとPS4はVPN接続に対応していないからです)。その結果、バッファせずにスムーズな高速通信でプレイできました。
CyberGhost VPNは7台まで端末を接続でき、1か月プランは14日間返金保証、年払いのプランは45日間返金保証付きとなっています。
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CyberGhost VPN:セキュリティ
- サーバー数:7,000台以上
- プロトコル:OpenVPN、IKEv2、WireGuard
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:No-Spyサーバー(ルーマニア)、P2P、ストリーミング、ゲーム、スプリットトンネル
- 漏えい対策:DNS、WebRTC、IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
CyberGhost VPN:スピードテスト
CyberGhost VPNは90か国に7,000台以上のサーバーを設置しています。各国のサーバーに接続して通信速度を測定しました。
結果はこちらです。
サーバーの位置 | ダウンロード速度(Mbps) | アップロード速度
(Mbps) |
距離(km) | 応答時間(ミリ秒) |
母国(アメリカ) | 103.60 | 41.96 | 21 | |
アメリカのサーバー | 99.05 (4%) | 39.87 | 103 (165) | 24 |
ブラジルのサーバー | 85.81(17%) | 15.59 | 6,211 (9,995) | 198 |
オーストラリアのサーバー | 78.91 (23%) | 36.24 | 10,610 (17,075) | 235 |
ドイツのサーバー | 64.89 (38%) | 37.55 | 8,266 (13,302) | 130 |
イギリスのサーバー | 56.00 (45%) | 39.64 | 6,715 (10,806) | 92 |
CyberGhost VPNはExpressVPNやPrivate Internet Accessほど高速ではありませんが、速度は32%しか低下せず、他社より速いことが分かりました。また、多数のサーバーを試したのですが、遠くのサーバーでもゲームプレイ中に速度の低下は見られませんでした。
CyberGhost VPN ストリーミング:◎
CyberGhostは40種類以上のストリーミングサービスのるために最適化されたサーバーがあり、アプリにはどのストリーミングサービスにアクセスできるのか明記されています(iOS、Mac、Androidアプリは日本語に対応しています)。 例えば、アメリカのサーバーのうち、Huluにアクセスするのに適しているのはどれか、そのサーバーでもAmazonプライムビデオが利用できるか、英国版Netflixに適したイギリスのサーバーはどれかなどを一目で見極めることができます。複数の国のストリーミング専用サーバーを試したところ、確実にストリーミングサービスにアクセスできました。また、Netflix、Huluなどの動画を妨げなくHD画質で視聴できました。

CyberGhost VPN トレント:◎
CyberGhostはトレントに対応しており、各国にP2P専用サーバーを配備しています。どこにいても近くにP2Pサーバーを見つけられるはずです。 CyberGhost VPNのアプリにはP2Pサーバーとの距離が表示されるので、一番近いサーバーに接続すると、ダウンロード速度が最速となります。
CyberGhost VPN 制限の回避:×
ExpressVPNやPrivate Internet Accessとは違い、CyberGhostは難読化サーバーがないので、ネット規制が厳しい国ではおすすめしません。とは言え、CyberGhost VPNはゲームや動画の視聴、トレントに適していますし、ネットの利用状況の匿名性を守るためにも役立ちますから、インターネットが規制されていない国にお住まいの方はご検討ください。
CyberGhost VPN:プランと価格
CyberGhost VPNは複数の料金プランがあり、1か月プランはやや高価格ですが($12.99 / 月)、複数年プランは業界で最もお得です($3.25 / 月)。複数年プランは安いとは言えませんが、数か月分が無料となります。1か月プランは14日間返金保証付きですが、長期プランは他社より長い45日間返金保証付きです。CyberGhostはクレジットカード、PayPal、ビットコインでの支払いに対応しています。
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5. PrivateVPN:ストリーミングに適したVPN

PrivateVPNは高速かつ安全で、動画の視聴にも役立ちます。PrivateVPNでNetflixやHuluなどの動画配信サービスを試したところ、すべて確実にアクセスできました。通信も安定して速かったので、HD画質でスムーズに動画を視聴できました。
PrivateVPNは全サーバーでトレントにも対応しており、主要なトレントクライアントが利用できます。
AES 256ビット暗号化、複数の接続プロトコル、キルスイッチなど、標準的なセキュリティ機能のほかに、PrivateVPNは追加機能も提供しています。難読化でVPN制限やネット検閲を避けることができ、Tor(トーア)に対応しているのでTorネットワークを使用中にセキュリティ対策を強化できます。 ExpressVPNやProtonVPNなど、トップクラスのVPNサービスとは違い、PrivateVPNはスプリットトンネルがありません。
PrivateVPNは1つの契約で10台の端末を保護でき、30日返金保証もあります。仮想通貨など複数の支払い方法に対応しているのも嬉しいですね。
30日間リスクなしで今すぐPrivateVPNをお試しください!
PrivateVPN:セキュリティ
- サーバー数:200台以上
- プロトコル:OpenVPN UDP/TCP、IKEv2/IPSec、L2PT/IPSec、PPTP、SOCKS5
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:難読化、TorオーバーVPN
- 漏えい対策:DNS、IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
PrivateVPN:スピードテスト
PrivateVPNは200台以上のサーバーを用意しています。60か国以上にサーバーがあるのですが、無作為に各国のサーバーに接続し、通信がどの程度遅くなるか測定しました。サーバーにはほぼ瞬時に接続できました。
結果はこちらです。
サーバーの位置 | ダウンロード速度(Mbps) | アップロード速度
(Mbps) |
距離(km) | 応答時間(ミリ秒) |
母国(アメリカ) | 28.68 | 41.26 | 19 | |
アメリカのサーバー | 23.57 (18%) | 30.79 | 111 (178) | 22 |
イギリスのサーバー | 21.35 (25%) | 28.12 | 3,810 (10,974) | 96 |
ドイツのサーバー | 20.25 (30%) | 27.32 | 3,980 (6,405) | 113 |
ブラジルのサーバー | 18.69 (35%) | 23.44 | 4,754 (7,650) | 161 |
日本のサーバー | 15.34 (47%) | 20.95 | 6,625 (10,662) | 188 |
PrivateVPNの通信速度はとても速く(特にL2PT/IPSecプロトコル)、テストではダウンロード速度が50%以上遅くなることはありませんでした(海外サーバーの場合、24%以上遅くなると低評価となります)。しかしPrivateVPNはProtonVPNやPrivate Internet Accessとは違いWireGuardに未対応で、ExpressVPNの高速なLightwayのような独自プロトコルもありません。
スピードテストの結果、PrivateVPNはストリーミング、ファイルのダウンロード、ビデオ通話などに適した通信速度だということが確認できました。近くのサーバーだといくらか遅くなりましたが、海外のサーバーだと少ししか遅くなりませんでした。
PrivateVPN ストリーミング:◎
PrivateVPNはNetflix、Hulu、Amazonプライムビデオ、BBC iPlayer、Disney+など多数の動画配信サービスにアクセスできます。ストリーミングアプリ用に構成済みのサーバーが用意されています。例えば、19か国に個のNetflix専用サーバーがあります。テストで人気の動画配信サービスにいつもアクセスできました。また、PrivateVPNは通信が速いので、動画は常に高画質です。

PrivateVPN トレント:◎
PrivateVPNはExpressVPN と同様に、全サーバーがトレントに対応しています。無作為にサーバーに接続し、大手トレントクライアント(uTorrent、BitTorrent、Bitport.ioなど)を試したところ、PrivateVPNはこれらのクライアントでコンテンツをダウンロード・共有できることが分かりました。
また、DNS漏れテストを10回行った結果、DNS漏れはありませんでした。
PrivateVPN ネット規制の回避:◎
PrivateVPNは「ステルスモード」という難読化ツールがあります。VPN通信を隠すため、ネット規制を回避したい場合にある程度役立ちます。
PrivateVPN:プランと価格
PrivateVPNの月払いプランは高めですが、複数年プランはこのランキングでもかなり安い方です。わずか$2.00 / 月 で他社より手頃な料金となっています。PrivateVPNは6種類のクレジットカード(JCBやダイナースクラブインターナショナルなど)のほか、PayPalやビットコインでの支払いに対応しています。有料プランはすべて30日返金保証付きです。
6. TunnelBear:初心者に最適なVPN

TunnelBearは最も直感的に使えるVPNの1つでしょう。VPNを使ったことのない方でも簡単に使いこなすことができ、デザインが可愛いですね(アプリにクマのイメージキャラクターが登場します)。
TunnelBearはセキュリティ対策が万全で、通信も速く、標準的なVPNのセキュリティ機能もあります。厳しいログなし方針は独立したサイバーセキュリティ企業によって毎年審査・検証されています。TunnelBearはキルスイッチ、難読化、スプリットトンネル(Androidのみ)もあります。
しかし上位にランクインしたExpressVPNやProtonVPN TunnelBearでは人気の動画配信サービスにアクセスできるとは限りません。また、TunnelBearは返金保証がないのが残念です。無料プランがあるので興味がある方はぜひお試しください(ただし、毎月500MBまでしか通信できません)。
TunnelBear:セキュリティ
- サーバー数:不明
- プロトコル:OpenVPN、IKEv2
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:スプリットトンネリング, 難読化
- 漏えい対策:DNS、WebRTC, IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
TunnelBear:スピードテスト
TunnelBearは45か国にしかサーバーがありません。ExpressVPN、Private Internet Access、CyberGhost VPNなどのトップ企業より少ないのです。しかし、TunnelBearのネットワークは全世界に網羅していると言えるでしょう。北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアのほか、シンガポール、日本、ニュージーランドのサーバーを利用できます。各国のサーバーに接続し、TunnelBearの通信速度を測定しました。
結果はこちらです。
サーバーの位置 | ダウンロード速度(Mbps) | アップロード速度
(Mbps) |
距離(km) | 応答時間(ミリ秒) |
母国(アメリカ) | 148.36 | 42.07 | 21 | |
ドイツのサーバー | 141.18 (5%) | 14.48 | 8,266 (13,302) | 107 |
イギリスのサーバー | 133.83 (10%) | 14.05 | 6,715 (10,806) | 90 |
アメリカのサーバー | 132.41 (10%) | 39.31 | 100 (160) | 33 |
ブラジルの仮想サーバー | 91.55 (38%) | 9.08 | 7,400 (11,900) | 157 |
オーストラリアのサーバー | 30.40 (80%) | 6.67 | 10,700 (17,219) | 225 |
まとめると、TunnelBearはダウンロード速度が平均で42%低下しました。比較的速いですが、ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPNよりは遅いでしょう。母国のサーバー(アメリカ)に接続した結果、通信速度はVPNに接続していない時とほぼ同じで、速度が低下せずに動画をストリーミングできました(アップロード速度が向上したのは素晴らしいでしょう)。しかしドイツとイギリスのサーバーに接続したところ、ダウンロード速度は大幅に低下し、応答時間かなり長くなってしまい、インターネットサーフィンやストリーミングしている時も遅さが気になりました。一方、オーストラリアのサーバーのダウンロード・アップロード速度はどちらも高速でした。国内サーバーに接続している時とほぼ同じくらいだったのです。
TunnelBear ストリーミング:○
動画を視聴したい場合、TunnelBearはまあまあ良いでしょう。テストでは、Netflix、Amazonプライムビデオ、Huluのほか、Pluto TVやKodiなど知名度の低い動画サイトが利用できました。残念ながら、Disney+とESPN+は見られません。

TunnelBear トレント:◎
ExpressVPNと同様、TunnelBearは全サーバーでP2P共有を許可しています。しかしTunnelBearの通信速度はあまり速くないため、Fastest Connectionオプションを使ってサーバーに接続するか、一番近いサーバーに手動で接続すると良いでしょう。
TunnelBear ネット規制の回避:◎
TunnelBearは、ワンクリックで有効化できる難読化ツール(GhostBear)があります。ExpressVPNやPrivate Internet Accessと同様に、TunnelBearの難読化ツールを使うとVPN規制やネット規制を回避できます。
TunnelBear:プランと価格
の無料版はデータ通信量が無制限なのですが、TunnelBearの無料プランは毎月500MBまでしか使用できません。TunnelBearの通信速度を実感するためには役立ちますが、それ以上のことはできません(ストリーミングやトレントには遅すぎます)。
有料のアンリミテッドプランの契約期間は3種類あり、3年プランが一番お得です。有料プランなら5台まで端末を接続できます。TunnelBearの有料プランは$3.33 / 月からなので他社より高めですが、とてもシンプルで直感的に使えるVPNをお探しの方は検討する価値があります(アプリには可愛らしいクマのキャラクターも登場します)。
TunnelBearはクレジットカードとビットコイン決済に対応していますが、PayPalで支払うことはできません。返金保証はありません。
7. VyprVPN:ネット規制を回避するのにおすすめ(スモールビジネスにもピッタリ)

VyprVPNはファイアウォールやネット規制を回避するのに役立つVPNです。NetflixやAmazonプライムビデオなど、45種類以上の動画配信サービスにアクセスできます。テストで、VyprVPNは確実に動画配信サービスにアクセスでき、遠くのサーバーでもほとんどバッファせずに動画を再生できました。
VyprVPNは、VPN規制を回避するために独自のカメレオンプロトコルを提供しています。通信を難読化することでVPN通信を隠し、制限なくインターネットを閲覧できるようになります。
VyprVPNはビジネスにおすすめのチョイスでしょう。全サーバーを独自に所有・管理していて、本社はプライバシー保護法が厳しいスイスにあります。ネットの利用状況やファイルの共有に関するデータが記録されることはありません。
VyprVPNは同時に30台のデバイスを接続でき、月払いプランと年払いプランがあります。有料プランは30日間返金保証付きです。
VyprVPN:セキュリティ
- サーバー数:700個以上(アジアにもサーバーあり)
- プロトコル:WireGuard、IKEv2/IPSec、OpenVPN、カメレオンプロトコル(難読化)
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:スプリットトンネリング
- 漏えい対策:DNS
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
VyprVPN:スピードテスト
VyprVPNは世界各国70か所以上にサーバーを配備しています。各地点のサーバーに接続してVyprVPNの通信速度を検証しました。
結果はこちらです。
サーバーの位置 | ダウンロード速度(Mbps) | アップロード速度
(Mbps) |
距離(km) | 応答時間(ミリ秒) |
母国(アメリカ) | 22.05 | 35.21 | 19 | |
アメリカのサーバー | 19.64 (11%) | 34.86 | 97 (156) | 24 |
デンマークのサーバー | 17.83 (19%) | 25.83 | 3,798 (6,112) | 112 |
ブラジルのサーバー | 17.11 (22%) | 20.82 | 4,754 (7,650) | 160 |
日本のサーバー | 16.81 (24%) | 23.55 | 6,751 (10,864) | 220 |
オーストラリアのサーバー | 16.52 (25%) | 34.56 | 10,450 (16,817) | 302 |
アメリカやヨーロッパのほか、日本やオーストラリアなど遠くのサーバーでも高速通信でした。しかしアジアと南アメリカのサーバーに接続するとかなり遅くなってしまったのは残念です。しかし、全体的に速度の低下率は21%でしたから、かなり良いでしょう。
VyprVPN ストリーミング:◎
VyprVPNなら、NetflixやHulu、Amazonプライムビデオ、AppleTV、Disney+、BBC iPlayer、ESPN+が利用できます。ディズニーやマーベルが好きな方には残念ながら、VyprVPNでDisney+を利用することはできません。Disney+にアクセスしたい場合は、ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPNなどのVPNをご利用ください。
テストではすべての動画配信サービスにアクセスでき、VyprVPNは通信が速いのでHD画質で動画を再生しても途中で止まることはありませんでした。

VyprVPN トレント:◎
VyprVPNはトレントに対応していて、全サーバーでP2Pファイル共有が許可されています。試した結果、素早くスムーズにトレントをダウンロードできました。また、DNS漏れテストも合格です。データ漏えいは確認されませんでした。
VyprVPN ネット規制の回避:◎
VyprVPNは「カメレオンプロトコル」という特殊技術を使ってVPN通信を隠します。また、カメレオンプロトコルを使うと、VPNに接続中にIPアドレスが定期的に更新されるため、プライバシー保護を強化でき、IPアドレス制限を避けることができます。
VyprVPN:プランと価格
VyprVPNは複数のプランがあり、料金は$8.33 / 月~なので高い方です。しかし、ExpressVPNやCyberGhost VPNと同様に、VyprVPNも契約無料延長キャンペーンを頻繁に行っているので、追加料金を払わなくても最大12か月延長してもらえることもあります。支払い方法はクレジットカード、UnionPay、PayPalに対応していますが、仮想通貨では支払えません。有料プランは30日返金保証付きです。
一方、法人向けプランはVyprVPN for BusinessプランとVyprVPN for Business Cloudプランがあります。法人向けプランは無償トライアル付きなので使い心地を実感してから加入できます。
8. Mullvad VPN:高度なプライバシー保護と強力なセキュリティ対策(プランの内容が分かりやすい)

Mullvad VPNのサービスは月額料金が固定されているため、1か月使っても1年以上使っても、コストが分かりやすいのが特徴です。また、2009年にサービスを開始してから月額料金を増額していません。
他社サービスだと加入時にメールアドレスなどの個人情報を入力する必要があるのですが、Mullvad VPNはアカウント番号をID・パスワードとして使うことになります。また、Mullvad VPNはオープンソースのサービスで、ネットの利用状況は記録・保存していません。Mullvadは速度も速く、トレントを許可しており、ネット検閲を回避するために役立ちます。ただし、動画を視聴したい場合はおすすめしません。
5台の端末を同時に接続でき、30日返金保証付きです。
30日間リスクなしでMullvad VPNをお試しください!
Mullvad VPN:セキュリティ
- サーバー数:760個以上(日本のサーバーあり)
- プロトコル:WireGuard、OpenVPN
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:ブリッジ(ダブルVPN)、スプリットトンネリング、SOCKS5、ポートフォワーディング
- 漏えい対策:DNS、IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
Mullvad VPN:スピードテスト
Mullvad VPNの通信速度を測定したところ、優秀な結果となりました。Mullvadは35か国以上にサーバーがあり、10秒以内に接続できました。また、通信が50%以上遅くなることはありませんでした。
結果はこちらです。
サーバーの位置 | ダウンロード速度(Mbps) | アップロード速度
(Mbps) |
距離(km) | 応答時間(ミリ秒) |
母国(アメリカ) | 84.27 | 41.01 | 17 | |
アメリカのサーバー | 77.98 (7%) | 38.97 | 149 (239) | 28 |
ドイツのサーバー | 69.35 (18%) | 20.14 | 4,045 (6,509) | 89 |
イギリスのサーバー | 67.81 (20%) | 18.98 | 3,539 (5,695) | 79 |
ブラジルのサーバー | 59.66 (30%) | 12.15 | 4,657 (7,494) | 121 |
日本のサーバー | 50.72 (40%) | 10.62 | 6,650 (10,702) | 161 |
Mullvadは高速ですが、ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPN、CyberGhost VPNほど速くありません。しかし、遠くのサーバーでも満足できる安定したスピードが期待できます。
Mullvad VPN ストリーミング:×
Mullvad VPNの最大の欠点は、動画の視聴に弱いことです。Mullvad VPNをテストしたところ、Netflixが利用でき、英国の同僚はBBC iPlayerにアクセスできました。しかし、HuluやDisney+など、他の動画配信サービスは利用できませんでした。
主要な動画配信サービスが利用できるVPNをお探しの方は、ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPNをご検討ください。
Mullvad VPN トレント:◎
Mullvad VPNは760台以上のサーバーがあり、全サーバーでP2Pファイル共有が許可されています。テストでは、高速でファイルをダウンロードできました。Mullvadにはスプリットトンネル機能もあり、とても使いやすいでしょう。P2P通信だけVPNに経由させ、国内サイトは普段のネットワークで閲覧できました。
Mullvad VPN ネット規制の回避:○
Mullvadはブリッジ・サーバー(ダブルVPN)とシャドーソックス・プロキシ(ネット上のファイアウォールを回避するためのオープンソースプロキシ)を組み合わせて、自由なインターネットを実現しています。ExpressVPNは全サーバーで難読化できるのに対して、Mullvadだとブリッジの地点を手動で選択する必要があります。また、ブリッジモードはパソコン限定機能なのでモバイルでは利用できません。
Mullvad VPN:プランと価格
Mullvad VPNの契約は妥当な価格の1か月プラン ($5.21 / 月)だけで、長期プランはありません。1か月たつと自動で延長されます。1年分を前払いすることもできますが、割引は適用されません。
支払い方法はクレジットカード、PayPal、現金、銀行送金、仮想通貨に対応しています。全プランが30日間返金保証付きです。
30日間リスクなしでMullvad VPNをお試しください!
9. CactusVPN:接続できる端末数が無制限

CactusVPNはセキュリティ機能が多く、何台でも端末を接続できる数少ないVPNの1つです。通信も比較的速く、ログなし方針とSmartDNSなどの特長があります。
試しに8台の端末を接続したのですが、すべての端末で安定した高速通信を維持できました。また、大手ストリーミングサイト(Netflix、Hulu、Disney+など)、通信速度が遅くならずにトレントをダウンロードできました。
4つのプランがあり、安心の30日返金保証付きです。
CactusVPN:セキュリティ
- サーバー数:39個(アジア太平洋にもサーバーあり)
- プロトコル:OpenVPN(TCP・UDP)、WireGuard、SSTP、SoftEther、IKEv2、L2TP/IPSec、SOCKS5
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:難読化、スプリットトンネル
- 漏えい対策:DNS、WebRTC、IPv4
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
CactusVPN:スピードテスト
CactusVPNは22か国に39個の高速サーバーがあります。そのうち13個のサーバーに接続し、通信速度をテストしました。アメリカ、イギリス、オランダなど数か所にサーバーが用意されている国にも接続しました。
結果はこちらです。
サーバーの位置 | ダウンロード速度(Mbps) | アップロード速度
(Mbps) |
距離(km) | 応答時間(ミリ秒) |
母国(アメリカ) | 145.42 | 42.06 | 11 | |
アメリカのサーバー | 124.35 (14%) | 37.56 | 121 (194) | 25 |
ドイツのサーバー | 113.01 (22%) | 34.34 | 3,932 (6,327) | 123 |
イタリアのサーバー | 109.75 (24%) | 38.22 | 4,108 (6,611) | 119 |
ブラジルのサーバー | 89.29 (39%) | 29.64 | 4,754 (7,650) | 148 |
オーストラリアのサーバー | 51.403 (65%) | 25.94 | 10,814 (17,403) | 251 |
その結果、CactusVPNは満足できる通信速度だということが分かりました。私が試したサーバーはほとんどすべて高速だったのです。日本とオーストラリアのサーバーを試したときに通信が途絶えたことが何度かありましたが、速度は43%しか低下しませんでした。TunnelBearと同じくらい速いですが、ExpressVPNとPrivate Internet Accessよりは遅いでしょう。
CactusVPN ストリーミング:◎
CactusVPNによると、12か国の340種類以上のサイトが利用できるそうです。テストでは、Netflix、Amazonプライムビデオ、Disney+など数多くの動画配信サービスにスムーズにアクセスできました。
動画はすぐに再生できましたが、Netflixはビデオを読み込むのに普段より時間がかかってしまいました(30秒も待たなければならないこともあったほどです)。しかしストリーミングを開始すると途中で止まらずに快適に動画を視聴できました。

CactusVPN トレント:○
CactusVPNはP2P専用サーバーを7か国(オランダ、ドイツ、スイス、スペイン、ラトビア、ルーマニア、マレーシア)に配備しています。CactusVPNのP2P専用サーバーをすべて試したところ、問題なく短時間でファイルをダウンロードできました(Vuze、BitTorrent、Delugeなど大手トレントクライアントを利用できます)。しかし、他社の方がP2Pにおすすめでしょう。ExpressVPNとPrivate Internet Accessは全サーバーがトレントに対応しており、安定した高速通信です。
手動で無効化する必要があります。
CactusVPN ネット規制の回避:○
CactusVPNは難読化機能がありますが、カスタマーサポートによると、ネット制限のある国では必ずしもうまくいくとは限らないそうです。ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPNなどの競合他社はインターネットが制限されている国でもブロックされたサイトに確実にアクセスできます。
CactusVPN:プランと価格
CactusVPNは月払いと年払いのプランがあり、料金は$2.77 / 月からなのでかなり安いでしょう。10種類以上の支払い方法に対応しています。クレジットカード、PayPal、仮想通貨のほか、AliPay、YooMoney(Yandex.Money)などのサービスで支払うこともできます。有料プランは30日返金保証付きです。
10. IPVanish:接続台数は無制限、トレントにおすすめ

IPVanishは接続台数が無制限の数少ないサービスの1つで、トレントにも役立ちます。2,000+台を超える全サーバーがP2P通信に対応していて、uTorrentやVuzeのようなトレントアプリも利用できます。SOCKS5サーバーは25台以上あります。これらのサーバーは通信を暗号化しないので、VPNサーバーより高速です(IPアドレスは変わります)。
さらに、IPVanishはパーフェクトフォワードシークレシーなどの高度なセキュリティ機能も提供しています。アプリは簡単にインストールでき、直感的に操作できるデザインです。
しかし、ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPNとは違い、IPVanishは動画の視聴にはあまり向きません。
IPVanishは1か月プランと1年プランがあり、1年プランには30日間返金保証が適用されます。
IPVanish:セキュリティ
- サーバー数:2,000+個以上(日本のサーバーあり)
- プロトコル:IKEv2/IPSec、OpenVPN、L2PT/IPSec、IPSec、PPTP、WireGuard
- データの暗号化:AES 256ビット暗号化
- 特設サーバー:スプリットトンネル、SOCKS5
- 漏えい対策:DNS、IPv6
- 停止スイッチ:あり
- ログなし方針:あり
IPVanish:スピードテスト
IPVanishは50+か所以上に2,000+個以上のサーバーを配備しています。IPVanishの各サーバーに負荷率や応答時間が表示されるので、最速のサーバーを見つけやすいでしょう。
IPVanishの通信速度を測定するため、50か国以上で一番負荷が軽いサーバーに接続しました。
結果はこちらです。
サーバーの位置 | ダウンロード速度(Mbps) | アップロード速度
(Mbps) |
距離(km) | 応答時間(ミリ秒) |
母国(アメリカ) | 162.19 | 42.01 | 11 | |
アメリカのサーバー | 139.34 (14%) | 39.69 | 89 (143) | 23 |
ドイツのサーバー | 129.22 (21%) | 12.85 | 3,908 (6,289) | 138 |
イギリスのサーバー | 121.24(25%) | 11.01 | 3,869 (6,226) | 116 |
ブラジルのサーバー | 102.96 (36%) | 12.08 | 4,798 (7,721) | 164 |
オーストラリアのサーバー | 86.36 (46%) | 12.51 | 10,814 (17,403) | 233 |
サーバーにはほぼ瞬時に接続でき、スピードテストでは平均以上の速度を維持できました。速度は平均で33%遅くなり、CyberGhostなどトップクラスのVPNに相当します。高速VPNをお探しの方は、IPVanishをご検討ください。
しかし、VPNサーバーに接続するのに10~30秒もかかってしまいました。ExpressVPNのようなトップクラスのVPNなら、5秒でVPNサーバーに接続されます。
IPVanish ストリーミング:△
IPVanishでNetflixは利用できました。しかし、Hulu、Disney+この記事でご紹介したほかのサービス(ExpressVPN、Private Internet Access、CyberGhost VPNなど)の方が動画の視聴に向いています。

IPVanish トレント:◎
IPVanishは、2,000+台を超えるすべてのサーバーがP2Pに対応しており、通信を暗号化しないSOCKS5プロキシサーバーに接続すると、より高速通信が期待できます。試したところ、SOCKS5プロキシサーバーの方がダウンロード速度が10%速いことが分かりました。
IPVanish ネット規制の回避:×
残念ながら、IPVanishはネット制限が厳しい国では使えません。ファイアウォールや検閲を確実に回避できるVPNをお探しの方は、ExpressVPNまたはPrivate Internet Accessをご検討ください。
IPVanish:プランと価格
IPVanishは月払いと年払いの有料プランがあり、料金は$3.99 / 月~となっています。1年プランはVIPREセキュリティソフトの無料サブスクリプションが含まれます(WindowsとmacOSでのみ利用可能)。
IPVanishはクレジットカードやデビットカード、PayPalでの支払いに対応しています(仮想通貨は未対応です)。1年プランは30日返金保証付きです。
おすすめのVPNランキングの評価項目は?
- 強力なセキュリティ対策
このランキングではAES 256ビット暗号化、安全なVPNプロトコル(OpenVPNやWireGuardなど)、停止スイッチ(VPNとの接続が途切れた時にネット通信の漏えいを防止する機能)など、標準的なセキュリティ機能を提供しているVPNだけをおすすめしています。また、スプリットトンネリング(一部の通信だけをVPNに経由させる機能)や広告ブロッカーなどの追加機能にも注目しました。おすすめのサービスがすべてこのような項目を満たしているわけではありませんが、ExpressVPN, Private Internet Access, やProtonVPNなどランキング上位のサービスは強力なセキュリティ機能があります。 - ログなし方針
VPNが個人情報やネットの利用状況(アクセスしたサイトや共有したファイル)などのデータを保存しないためには「ユーザーデータを絶対に記録しない」という方針を厳しく守っているVPNを選びましょう。このランキングでご紹介したVPNは厳しいログなし方針があります。ExpressVPNやPrivate Internet Access、TunnelBear、VyprVPNなど、独立監査や法律の場でログなし方針を守っていることが証明されているVPNもあります。 - 全世界に多数のサーバーを配備
優れたVPNサービスは、世界各国に少なくとも数百個のサーバーがあります。一般的に、VPNはサーバー数が多いほど通信が速い傾向があります。1か所に多数のサーバーがあれば、1つのサーバーにユーザーが集中する可能性が低くなり、高速通信が期待できます。 - 高速通信
VPNに接続すると通信速度が少なからず遅くなってしまいますが、高品質のVPNなら遠くのサーバーに接続しても通信の遅れを最小限に抑えられます。このランキングのVPNはVPNに接続していない状態と比べて50%以上遅くなることはありません。最速のVPN(ExpressVPNやPrivate Internet Accessなど)は平均で15~25%遅くなったのですが、これはかなり優秀です。実際、通信が大幅に遅くなったケースでも、安定した高速通信を維持でき、インターネットサーフィン、動画のストリーミング、ファイルのダウンロードには支障ありませんでした。 - 動画の視聴・トレント・制限の回避
- 高性能VPNを使えば、動画配信サービスにアクセスしたり、ファイルを安全にダウンロードしたりできるほか、コンテンツの閲覧が規制されている国でも制限を乗り越えることができます。この記事でご紹介した一部のVPNは動画配信サービスが利用できなかったり、ネット規制が厳しい国で自由なインターネットを実現できなかったりします。しかし、(ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPNなど)、トップクラスのVPN の多くは動画の視聴、トレント、ネット規制・ファイアウォールの回避にも役立ちます。
- コストパフォーマンスが抜群
ランクインしているVPNは1つの契約で5~10台の端末を同時に接続できるものばかりです。さらに、IPVanishやCactusVPNなど、何台でも接続できるVPNもあります。ほとんどのVPNは1か月プランや1年プランを提供していて、仮想通貨を含めさまざまな支払い方法に対応しています。30日返金保証もあり、CyberGhostの返金保証期間は45日となっています。
おすすめできないトップブランド
- HMA VPN
HMA VPNは安全で速度も速く、P2P専用サーバーではトレントも可能です。しかし、HMA VPNはNetflixやDisney+などの人気動画配信サービスが利用できず、ネット制限が厳しい国では使えません。また、カスタマーサポートも最悪で、かなり高価格です。 - Hola VPN
Hola VPNはP2P型の無料VPNで、通信が速いのが特長です。しかし、過去にユーザーのIPアドレスを漏洩したことがあり、ログを記録していますし、暗号化は使用していません。また、HolaはP2P型VPNなので、他のユーザーのIPアドレスが割り当てられます。裏を返せば、他のユーザーがあなたのIPアドレスを使うことになります。そのため、あなたのIPアドレスが犯罪行為のために使われる恐れがあるのです。 - Avast SecureLineVPN
Avastはサイバーセキュリティ業界では知名度が高い企業ですが、ユーザーデータを転売していることが発覚しているため、信頼できません。ユーザーデータはVPNではなくAvastのセキュリティソフトから収集していたのですが、信頼感が失われてしまいました。このスキャンダルについて詳しくはこちらをご覧ください。
VPNの比較表
VPNを選ぶときに検討したいことはたくさんありますが、以下の色分けされた表を見ればVPNプロバイダの機能、プライバシー保護、価格、カスタマーサポートを一目で把握できます。
縦の列はサービスの重要な項目を示しており、テストカテゴリごとに各VPNの結果となったか色別で分かりやすく表示されています。
この表で分かることは?
- あらゆることが分かります!表を見れば、プライバシー、セキュリティ、ダウンロード・アップロード速度、価格、カスタマーサポート、サイトの使いやすさ、政府とのデータ共有・協力、スペックなどが分かります。
表はVPN比較表【簡易版】とVPN比較表【詳細版】の2種類あります。
簡易版は、VPNにあまり詳しくない方向けで、優秀なサービスを素早く見極めるために役立つはずです。一方、詳細版は、VPNサービスプロバイダをあらゆる角度から比較できるため、詳しく比較するために役立ちます。
VPN比較表の使い方:
- 色分けシステムを使って比較する
簡易版と詳細版で各項目の内容が色分けして表示されるため、VPNプロバイダを一目で比較できます。簡易版では3色となっています。赤色は「深刻な懸念あり」、黄色は「一部懸念あり」、緑色は「良い」という意味です。詳細版は5色構成です。オレンジ色は「良くない」、黄緑色は「まあまあ」という意味です。色覚特性がある方は「色覚特性バージョン」ボタンをクリックすると見やすくなります。 - 絞り込み機能を使用する
VPNプロバイダ一覧の下に「絞り込み」ボタンがあります。これをクリックすると調べたいVPNを選択できます。また、列の下にある絞り込みボタンを使うと項目ごとにVPNの特徴を選択することもできます。表の上にある項目をクリックすると並べ替えも可能です。 - 表示件数を選択する
表の左上にある「#件のエントリーを表示」をクリックし、▾(下向き矢印)をクリックすると、一度に表示するVPNサービスの数を選択できます。 - 用語解説を確認する
VPN比較表の簡易版・詳細版の下には用語解説があります。 - 横スクロール
横方向にスクロールすると表の各列を見られます。VPN比較表【詳細版】の全列を見るには、横にスクロールする必要があります。
VPN比較表【簡易版】
下の表は、各VPNサービスの概要を示したものです。VPNサービスの管轄区域、ログ方針、価格などの情報が表示されています。
用語解説と各項目の重要性について詳しくは解説画像をご覧ください。
VPN比較表の用語解説【簡易版】 | 緑色 | 黄色 | 赤色 |
プライバシー:本社 | 本社は14アイズ以外にある(プライバシー保護に有利) | 本社は9アイズまたは14アイズにある(プライバシー侵害の恐れあり) | 本社は5アイズにある(プライバシー保護に不利) |
プライバシー:データの記録 | データを記録しない方針あり | 一部のデータを記録 | ブラウジングデータを記録 |
プライバシー:積極的な取り組み | 個人情報のプライバシー保護と匿名性は万全 | 個人情報のプライバシー保護と匿名の支払い方法に一部対応 | 個人情報のプライバシー保護の取り組みなし、匿名の支払い方法に未対応 |
技術:サービス構成 | 安全な設定オプションを完全配備 | 安全な設定オプションを一部配備 | 安全な設定オプションなし |
技術:セキュリティ | 高度なセキュリティ | セキュリティがあまり高度でない | セキュリティが弱い |
技術:可用性 | サーバーが多い | サーバーが十分にある | サーバーが少ない |
ビジネス:公式サイト | クッキーが少ない、サーバーグレードが優れている、ホスティング・セキュリティが高度 | クッキーがいくつかある、並のサーバーグレード、わずかにセキュリティ上の懸念あり | トラッキングクッキーが多い、サーバーのグレードが低い、安全性の低いホスティング |
ビジネス:価格 | 経済的 | 妥当な価格 | 高価格 |
ビジネス:倫理 | 倫理的に良い | 倫理的にいくつか問題あり | 倫理的に悪い |
VPN比較表【詳細版】
解説画像
解説画像
よくある質問:VPN(仮想プライベートネットワーク)
2022年におすすめのVPNは?
2022年に一番おすすめのVPNはExpressVPNです。多数の高速サーバーがあり、とても使いやすく、優秀なセキュリティ機能があります(独自のDNS暗号化サービス、TrustedServer技術、独自の超高速で安全なLightwayプロトコルなど)。厳格なノーログ方針でユーザーのプライバシーを守っており、仮想通貨での支払いに対応しているほか、全サーバーがハードドライブではなくRAMで動作していて、メモリのデータは頻繁に削除されています。すべての主要な動画配信サイトで動画を視聴でき、全サーバーがP2P通信に対応しており、インターネットが規制されている国でもファイアウォールを回避できます。5台の端末を同時に接続でき、ExpressVPNは30日返金保証付きです。
とは言え、この記事でご紹介したVPNはすべてとても優秀です。
Private Internet Accessは全体的に優れたVPNです。安全性、通信速度、使いやすさの面で文句なしでしょう。また、動画の視聴やトレントにも役立ちます。ProtonVPNは数多くのプライバシー機能(セキュア・コアVPNアーキテクチャとパーフェクトフォワードシークレシー)でユーザーデータを守ります。CyberGhostはブラウジング、動画の視聴、トレント、ゲームなど、あらゆる場面で優れた効果を発揮します。VPNを使ったことがない方はTunnelBearのアプリはシンプルで使いやすいのでおすすめです。
繰り返しになりますが、この記事でご紹介したVPNはすべて業界トップクラスです。ニーズを検討して選ぶと良いでしょう。
VPNは合法ですか?
日本を含め、VPNはほとんどの国で合法です。ただし、中国、イラン、ロシア、イラク、ベラルーシ、北朝鮮、アラブ首長国連邦、ベネズエラなど、VPNの使用が禁止されている国もいくつかあります。VPNが許可されていない国でVPNを使用すると法律違反となる可能性があります。逮捕され、起訴される恐れもあるので注意が必要です。
インターネットの利用が規制されている国に住んでいたり、そのような国に旅行する予定なら、今のうちにVPNを購入しておきましょう。国内ではVPNの公式サイトにアクセスできない可能性があるので事前の準備が大切です。特にExpressVPNはファイアウォールやネット規制を回避するのが得意なサービスです。
VPNが合法な国でも、VPNを使った犯罪行為は違法です。現地の法律に従っていれば、VPNは安全で合法なツールです。インターネットのセキュリティ対策、プライバシー保護を強化でき、より自由なインターネットを楽しむために役立ちます。
VPNを使用するとNetflixの利用規約違反になるのでは?
利用規約違反になる場合とならない場合があり、一概には言えません。
Netflixの利用規約にはこのように書かれています。
「ネットフリックスのコンテンツは主にあなたがアカウントを開設した国で、弊社がサービスを提供しておりコンテンツのライセンスを保持している地域のみでお楽しみいただけます。」
つまり、アメリカ在住のユーザーが、アメリカのVPNサーバーに接続してNetflixを視聴するのは利用規約の範囲内なのです。しかし、アカウントを開設した国以外の国に旅行している場合、VPNを使って母国のコンテンツを閲覧するのは許可されているように見えます。Netflixも国内コンテンツを視聴できるとしています(な問えば、日本でNetflixアカウントを作成したユーザーがドイツに旅行した場合、日本とドイツのNetflixが利用できます)。
Netflixなどの動画配信サービスにアクセスするのが得意なVPNとそうでないVPNがありますが、おすすめのVPNの多くは動画の視聴に役立ちます。ExpressVPNやPrivate Internet Access、ProtonVPNは、Netflix、Hulu、Amazonプライムビデオにアクセスでき、高速通信で快適に動画を見ることができました。
インターネットを利用するときにVPNを使うメリットは?
VPNを使うメリットは主に2つあります。まず、ローカルネットワークや公共のWi-Fiホットスポットからネット通信を発信するのではなく、VPNサーバーを経由させることで、通信の発信源を隠すことができます。
また、VPNを使うと通信がすべて暗号化されるため、ネットのブラウジング履歴を隠せます。VPNを使うと、ハッカーなどのサードパーティからブラウジングデータを見られないようにすることができます。この記事でご紹介しているVPNはすべて以上のようなメリットがあります。