
更新日: 2026年3月2日
- 🥇 RoboForm :ゼロ知識AES-256暗号化技術を採用し、複数のデバイス・ブラウザでログイン情報やオンラインフォームを保存・自動入力できる、安全性抜群で使いやすいパスワードマネージャー。1台の端末で無制限のパスワードを保存できる無料プランに加え、より多くの機能や端末で利用できるプレミアム、ファミリー、ビジネスプランもあります。
2026年におすすめのパスワードマネージャーを見つけるべく、30社以上の製品をテストしました。様々な製品を検証した結果、業界トップクラスのセキュリティ機能と使いやすさを兼ね備え、料金も格安のパスワードマネージャーを見つけることができました。
この記事では、自動入力、生体認証ログイン、パスキー、共有ボルトなどを搭載した、使い方が簡単尚且つ安全性も抜群のパスワードマネージャーをご紹介します。本ランキングでは、機能が豊富なものほど高評価にしています。
しかし、機能が多いだけでは優秀なパスワードマネージャーとは言えません。機能が多くても「性能が悪い」、「使いづらい」、「料金が高い」といったものも沢山あります。この記事のランキングでは、最高水準のセキュリティを備え、手頃な価格で高性能な機能を多数備えた優秀なパスワードマネージャーだけを厳選しています。
今回検証した全評価項目において申し分なかったパスワードマネージャーはRoboFormです。検証したパスワードマネージャーの中でも自動入力機能が一番高性能でゼロ知識AES-256暗号化を採用・複雑な項目が多いウェブフォーム入力のパフォーマンスが非常に優秀でした。多くの競合他社製品よりも低コストでありながら、強力なパスワード生成、パスキーサポート、安全な共有機能を備えており、幅広い人気OSに対応しています。
【早見表】2026年におすすめのパスワードマネージャー
🥇1. RoboForm:高度な自動入力機能を備えた総合ナンバーワンのパスワードマネージャー
RoboFormは、今回検証した全パスワードマネージャーの中でフォーム自動入力機能が最も高性能でした。1PasswordやDashlaneといった大手競合製品では、いくつか基本的なウェブフォームの自動入力には対応していますが、RoboFormはかなり複雑なウェブフォームでもワンクリックで自動入力できます。特に入力内容が伏せ字になる項目欄や、重要なフォームでの入力ミスの心配がないので非常に便利です。
- 自動入力機能が最も高性能
- デスクトップアプリあり
- 料金がかなりお得
- ローカルストレージモード
- 日本語版アプリあり
- ダークウェブモニタリングに制限あり
RoboFormでは、ウェブフォーム用に複数の「アイデンティティ」を作成できます。これはプロフィールのようなもので、パスポート、クレジットカード、自動車など7種類のカテゴリ別に情報を保存しておけます(独自テンプレートの作成も可能)。試験利用しましたが、ソーシャルメディアのログイン画面などの簡単なものから、ネットの経理画面などの複雑なものまで、エラーや入力漏れゼロで素早く入力できました!

RoboFormには、以下のような機能もあります。
- 複数の2要素認証オプション。
- パスワードのセキュリティ審査。
- データ漏洩の監視。
- パスキーに対応。
- パスワード・メモを安全に共有。
- ローカル専用ストレージオプション。
- 安全にお気に入りを保存。
- 緊急アクセス。
- クラウドバックアップ。
- その他…
RoboFormは使いやすさも抜群です。テストでは他のユーザーと簡単にログイン情報を共有でき、信頼できる相手に緊急アクセス権限を付与できました。また、パスワードボルトのスキャンでは、弱いパスワード、使いまわしているパスワード、漏えいしているパスワードがないか確認できます。また、RoboFormは生体認証ログイン機能や認証機能が使えるほか、RoboFormをGoogle Authenticatorなどの2段階認証アプリと簡単に連携できます。
パスワードマネージャーとしては珍しく、RoboFormではWindowsのデスクトップアプリやモバイルアプリのログイン情報も保存・入力できます。SpotifyとZoomで試したところ、全く問題なくスムーズにログインできました。

RoboFormにはパスワード共有機能もあり、実際に試したところ、とても安全・簡単に使えました。とは言え、個々のアイテムの権限を設定できないのは残念です。アイテムを個別に共有すると、相手に与えられるのは閲覧権限のみであり、編集やさらなる共有を許可することはできません。
RoboFormの魅力の1つは、お気に入りを安全に保存できることです。デスクトップブラウザのお気に入りを保存して、RoboFormがインストールされているすべての端末と同期できます。このユニークな機能を試したところ、スムーズに利用でき、すべての端末でお気に入りのサイトにアクセスできるようになりました。
RoboFormはコストパフォーマンスもトップクラスのパスワードマネージャーです。RoboFormの無料プランではフォームの自動入力、パスワードの強度審査、2段階認証、クラウドバックアップ(デバイスは一台のみ)、安全なお気に入りの保存(RoboForm独自の機能)を利用できます。RoboFormのプレミアムプランでは、データ同期とクラウドバックアップの端末数が無制限です。RoboFormのファミリープランはプレミアムプランとほぼ同じですが、最大5人のユーザーのライセンスが付与されます。
他社のパスワードマネージャーと比べ、RoboFormのプランはすべてかなり格安に設定されています。RoboFormのプレミアムプランはわずか$0.99 / 月、ファミリープランも$1.60 / 月ですから、予算が限られている場合はRoboFormをぜひご検討ください。RoboFormは全プランに30日間の返金保証も付いています。
まとめ:
RoboFormは自動入力機能が業界トップクラスの優秀なパスワードマネージャーです。RoboFormには2段階認証、パスワードの強度審査、安全なお気に入りのストレージ、安全なクラウドストレージ、緊急アクセスなど、最高のセキュリティ機能を搭載しています。RoboFormの無料プランはRoboFormの有料のプレミアムプランが30日間トライアル付きですし、有料プランの料金設定が他社よりかなり安いのが特徴です。更に、RoboFormのプランはすべて30日返金保証付きなので安心してご利用いただけます。
🥈2. 1Password:機能が豊富で使いやすいパスワードマネージャー
1Passwordは高度なセキュリティ、機能が豊富で、直感的に使えるのが特長です。ユーザーデータは解読不可能なAES 256ビット暗号化で保護されます(世界中の金融機関や軍隊が使っているのと同じ種類の暗号化です)。また、ゼロ知識方針を採用しているので、ユーザー本人以外がユーザーのデータにアクセスするのは不可能となっています(1Passwordの従業員もアクセス不可)。さらに、1Passwordの場合はパスワードの暗号化/復号化をマスターパスワードだけに依存しない点もポイントです。アカウント作成時に秘密鍵(シークレットキー)を生成しますが、この鍵はユーザーの端末上に保存されるようになっています。
- 独自の追加機能あり
- 高度な監査ツール
- アプリは日本語対応で、直感的なデザイン
- 充実したファミリープラン
- 無料プランなし
- 返金保証なし
1Passwordの2段階認証機能は、SMSコード、認証アプリ、USBキーなど複数のオプションがあります。また、どの端末でも生体認証ログインが可能です。お使いの機種によっては、指紋スキャンや顔認証でボルトにアクセスすることもできます。
1Passwordは、安全にログイン情報を共有したい場合にもおすすめです。複数のパスワードボルト(保管庫)を作成できますので、共有したくないパスワードは別のボルトに保存しておけば、「うっかり違うパスワードを共有してしまった」などといった事故も防げます。

1Passwordは、1Passwordユーザー以外の個人とでもログイン情報を共有できます。これは「Psst!(Password Secure Sharing Tool)」というウェブベースの共有機能で、メール用の共有リンクを生成してログイン情報を共有できるツールです。リンクの有効期限は、最短1時間から最長1ヶ月後まで設定が可能で、1ユーザーがリンクにアクセスしたタイミングで無効になるよう設定することも可能です。この機能は、1Passwordを使っていない知り合いにNetflixアカウントのログイン情報などを共有したい際にとても便利です。
1Passwordは、その他にも以下のセキュリティ機能が搭載されています。
- Watchtower。ダークウェブや公共のデータベースに情報が漏洩していないかスキャンするほか、パスワードボルトの安全性の審査、パスキーや2段階認証の設定ができます。
- トラベルモード。入国審査などでプライベートデータを見られないように、ボルトに保存されているパスワードを隠します。
- プライバシーカード。ネットショッピングする際に、仮想の支払いカードを使うことで実際のデビットカード番号を隠すことができます(アメリカのユーザー限定)。
- 捨てメール(「Masked Email」機能)。自分の本当のメールアドレスを利用したくない場合に、捨てメールアドレスを自動生成できます(有料アドオン機能)。
個人的に他社の監査ツールよりもWatchtowerの方が気に入っています。漏洩・使い回し・脆弱なパスワードがないかチェックしてくれるだけでなく、2FAやパスキー設定が推奨されるアカウントをハイライト表示する機能もあります(この機能がある競合他社はほとんどありません)。更に、クレジットカードの有効期限切れが近づくとアラートしてくれます。

1Passwordのパスキーもとても便利です。パスキーは従来のパスワードに代わる便利で安全な認証方式です。また、ユーザー名やパスワードを覚える必要がなく、ログイン情報が物理的なサーバーに保存されることもありません。ログインに必要なのはPINまたは生体認証データだけです。
1Passwordのファミリープランでは1つの契約で5人分のボルトが付与されますが、追加料金で更に人数を増やせます。さらに、RoboFormのファミリープランと同じく、5人分のゲスト枠も付いているので非常にお得です。これらのゲストは共有データにはアクセスできますが、自身のボルトは付与されません。なお、1Passwordのボルト共有機能を使えば、個人アカウントを共有する必要なく、家族とパスワードだけを簡単に共有できます。
1Passwordの個人プラン、家族プラン、企業プランは他社より比較的安く、便利な機能も豊富です。無料プランはありませんが、1Passwordの料金は$2.99 / 月~でかなり低価格ですし、14日間無料トライアルもあるので、安心して無料体験できます。
まとめ:
1Passwordはセキュリティ抜群で直感的に使いこなせるパスワードマネージャーで、隠しボルトや仮想の支払いカードなど便利な機能も豊富です。コスパ抜群の個人プランだけでなく、1Passwordの家族プランも使いやすくコスパは最高です。少額の追加料金を支払えば、アカウントに何人でもユーザーを追加できます。1Passwordの全プランが14日間無料トライアル付きです。
🥉3. Dashlane:追加のセキュリティ機能を備えたトップクラスのパスワードマネージャー
Dashlaneは高度なセキュリティを備え、使いやすく、他社にはない機能を複数搭載しています。検証では、Dashlaneのウェブアプリ・ブラウザ拡張機能・モバイルアプリをテストしましたがいずれもスムーズに動作し、パスワードの生成、すべてのデバイス間でデータの同期、単純なログイン画面・高度なウェブフォームの自動入力も問題なくできました。
- データ量無制限のVPN
- 優れたダークウェブモニタリング機能
- 迅速なチャットサポート
- インターフェースは日本語対応
- 共有できる相手はDashlaneユーザーのみ
- YubiKeys非対応

Dashlaneには、以下のような機能もあります。
- VPN(データ通信量は使い放題)。
- ダークウェブモニタリング機能。
- パスワード共有機能。
- パスワードの強度審査。
- パスキーに対応。
- アカウント復元機能。
- フィッシング対策。
- 安全なファイルストレージ(1GB)。
- その他…
Dashlaneの機能はすべて便利で使いやすく、スムーズに動作しました。Dashlaneの魅力の1つとして、パスワード強度審査ツールが挙げられます。パスワードボルト全体を審査し、弱いパスワード、使い回しているパスワード、漏洩したパスワードなどを発見してくれます。警告が表示された場合、Dashlaneのパスワード生成ツールを使って、安全でハッキング不可能なパスワードに変更できます。
この記事で紹介したパスワードマネージャーのうち、VPN(仮想プライベートネットワーク)も使えるのはDashlaneだけです。DashlaneのVPNは安全かつ高速で、人気の動画配信サイトに対応しています。

すべてのパスワードマネージャーの自動入力機能はフィッシング対策になりますが、Dashlaneの場合はDashlaneを装った偽サイトにアクセスするとアラートも発してくれます。更に、有料プランではDashlaneに保存しているログイン情報を関係のないアカウントログインページにコピーペーストした場合にも警告してくれます。ログイン情報の人為的誤入力をさらに防止できるとても便利な追加機能です。
個人向けのDashlane有料プランは2種類ありますがRoboFormよりも高めで、Premiumプランは$5.42 / 月、Friends & Familyプランは$4.07 / 月です。しかし、DashlaneのPremiumプランは他社のパスワードマネージャーよりも機能が豊富(データ通信量が無制限のVPNも使えます)で、Dashlaneの全プランには30日間返金保証が付いています。
まとめ:
Dashlaneはセキュリティが万全で使いやすいパスワードマネージャーで、パスワードのセキュリティ審査、パスワードの共有、ダークウェブモニタリング機能、2段階認証など、便利な機能が充実しています。また、パスワードマネージャーとしては珍しく、かなり高性能なVPNも搭載しています。DashlaneはPremiumプランの30日間無料トライアルを提供しており、Dashlaneの全プランが安心の30日間返金保証付きです。
4. Proton Pass:使いやすいパスワードマネージャーで無制限のメールエイリアスを作成できる
Proton Passは 2026年におすすめできるパスワードマネージャーです。Proton MailとProton VPNを開発した会社が開発したツールで、エンドツーエンド暗号化とProtonの社員もユーザーデータにアクセスすることはできない「ゼロ知識アーキテクチャ」を採用しているので、真のプライバシーを確保できます。1Passwordに比べると追加機能は少ないですが、Protonエコシステムとのシームレスに連携されているので、セキュリティ重視の方におすすめのパスワードマネージャーです。
- 複数のボルト
- 高度なエイリアス機能
- Proton Sentinel
- モバイル・デスクトップアプリは日本語対応
- 1Passwordに比べて追加機能が少ない
- 競合他社より価格が高い
Proton Passは256ビットAES-GCM暗号化と、ブルートフォース攻撃への耐性を高めるArgon2鍵導出でデータを万全に保護します。また、Proton Passアプリはオープンソースで定期的に監査を受けています。また、スイスの厳格なプライバシー規制の恩恵を受けており、アメリカやカナダに拠点を置く多くの競合他社に比べて政府の過剰な介入がありません。さらに、生体認証のロック解除を複数の端末に設定できる他、ハードウェアキーのサポート、TOTP連携、パスキーも利用できます。
Proton Passの「Proton Sentinel」はとても高度なセキュリティツールで、AIと人的分析技術を融合してアカウントの不正アクセスを防止します。不審なログイン試行(例:不自然な場所や見知らぬデバイスからのアクセス)を監視し、リアルタイムでブロックまたは認証要求を行います。検証で新規デバイスからログインを試みたところ、即座に警告してくれました。アカウント乗っ取り対策を導入したいユーザーにおすすめできる機能です。

Proton Passは、プライバシー重視の追加機能が充実しています。
- 「Hide-my-email」機能でメールエイリアスを無制限に作成可能(スパム対策)。
- 2要素認証のワンクリック認証コード生成・自動入力機能。
- 情報漏洩を通知するダークウェブモニタリング。
- 細かな権限設定ができる安全な共有ボルト。
- パスワードなしでログインできるパスキー生成・保存機能。
- 機密文書ファイルに便利な10GBの暗号化ストレージ。
パスワードのインポートは驚くほど簡単で、CSVアップロードでのトラブルは一度もありませんでした。ブラウザ拡張機能(Chrome、Firefox、Safari、Edge)も試しましたが、ログイン情報を問題なくキャプチャできました。アプリは軽量で、WindowsノートPC、Androidスマートフォン、iPad間で瞬時に同期されます。
パスワード共有の手順はとてもシンプルです。共有したいパスワードやボルトを選択し、受信者(非Protonユーザーとも共有可能)を追加、閲覧・編集権限を設定したら生成された安全なリンクを送信するだけです。セキュリティが万全かつ使いやすいですが、家族利用の場合は1Passwordの方が家族用ボルトの機能が充実しています。

Proton Passは統合型のメールエイリアス(本物のメールを隠せる別名メールアドレス)を無制限作成できますので、アカウントごとにユニークなメールアドレスを作成してスパムやトラッキングを防止できます。カスタムドメイン(例:yourname.com)をエイリアスに使用することも可能なので、ビジネス用メールに実際のメールアドレスではなくエイリアスを使えます。NordPass にも統合型メールマスキング機能がありますが、カスタムドメインは使用できません。Proton Passのテストでは、ダッシュボードからカスタムドメインを簡単に設定して様々なメールクライアントやサービスでエイリアスを問題なく使えました。
Proton PassのPlusプランは$2.99 / 年で、無制限のエイリアス、ダークウェブモニタリング、10GBストレージを利用できます。家族利用におすすめのFamilyプランは最大ユーザー6名利用でき、料金は$4.99 / 年。Unlimitedプランは、$9.99 / 年で、Proton PassだけでなくProton MailやProton Mailなどその他の Protonサービスをセットで利用できます。Protonはすべてのプランに30日間の返金保証が付いています。
まとめ:
Proton Passは、最高水準の暗号化、充実した無料プラン、独自のプライバシーツールを統合した2026年におすすめのプライバシー重視で使いやすいパスワードマネージャーです。1Passwordほど機能は多くありませんが、ユーザーデータの保護機能がかなり充実しているため本ランキングでも上位にランクインしています。30日間の返金保証もありますので実質無料で体験できます。
5. NordPass:最も使いやすいパスワードマネージャー(インターフェースが一番優秀)
NordPassはとても使いやすいパスワードマネージャーです。追加機能は競合製品の1PasswordやDashlaneほど多くないものの、インターフェースは直感的に分かりやすいですし、パスワードをしっかり保護できます。初心者やITが苦手なユーザーにイチオシの2026年おすすめのパスワードマネージャーです。
- 初心者でも使いこなせる
- 独自の暗号化方式
- メールマスキング機能
- 追加機能が少ない
- iOSアプリは機能制限あり
NordPassはXChaCha20暗号化を採用しています。256ビットAESと同様、XChaCha20暗号化はこれまで解読された事例がありませんが、XChaCha20は将来性においてより優れていると言われています。また、ゼロ知識ポリシーの採用、Windows・Mac・モバイル端末で生体認証ログイン設定、幅広い多要素認証(MFA)に対応しています。
NordPassは、追加機能も充実しています。
- パスキーに対応。
- パスワードのヘルスチェック。
- パスワードの共有機能。
- ダークウェブモニタリング機能。
- メールアドレスマスキング機能。
- 緊急アクセス。
- 3GBの安全なクラウドストレージ
NordPassを開発したのは、NordVPN(2026年トップクラスのVPN)のサイバーセキュリティチームです。NordPassのブラウザ拡張機能は高性能で、テストでは既存パスワードのインポート、新規パスワード生成、新規ログイン情報の保存がいずれもスムーズに実行できました。

NordPassのパスワード共有機能はとてもシンプルで、共有する相手のメールアドレスを入力し、アクセス権限を指定したら、「共有」をクリックするだけで完了できます。1Passwordのパスワード共有機能ほど多機能ではありません(1Passwordの場合、パスワードボルトの共有も可能です)が、使いやすさは抜群だと思います。
また、有料プランだと安全なクラウドストレージを3GBまで利用できる点も気に入りました。ファイルサイズが50MBを超えない限り、全ての種類のファイルアップロードに対応しています。
料金プランは$1.43 / 月~で、比較的安いと言えます。無料版はありますが、一度に1台のデバイスでしかサインインできないのは不便です。NordPass Premiumプランでは、同時に無制限のデバイスでログインでき、パスワードの共有も無制限です。NordPass Familyプラン($2.68 / 月)の機能はPremiumプランと同じですが、最大6個のユーザーアカウントを作成できます。
まとめ:
NordPassのインターフェースはすっきりしていて直感的に分かりやすいので、シンプルで使い勝手の良いパスワードマネージャーが欲しい方におすすめです。業界最強の暗号化を採用しており、多要素認証オプションも多く、ゼロ知識プロトコルもあります。NordPassは30日間返金保証があるので、気軽に体験できます。
6. Keeper:安全性ナンバーワンのパスワードマネージャー
Keeperは直感的に使いやすいパスワードマネージャーで、セキュリティ水準が高いのが特長です。AES 256ビット暗号化、ゼロ知識アーキテクチャ、パスキー対応、複数の多要素認証(MFA)オプションなどの特長があります。Google Authenticatorなどの2段階認証アプリに対応しているほか、デスクトップとモバイル版の両方で顔認証や指紋認証でログインできます。
- TOTP認証
- 暗号化チャットアプリ
- カスタマイズテンプレート
- 日本語UI
- 侵害を検出しアラートする機能は有料アドオン
- モバイル版のパスワード生成機能が限定的
Keeperは安全性が高いだけでなく、とても使いやすいのが魅力です。ログイン情報の自動保存・自動入力もスムーズで、ログイン情報の共有や共有権限の設定も驚くほど簡単でした。友人や家族とログイン情報を安全に共有したい場合は、ワンタイム共有機能がとても便利です。なお、1Passwordと同じくKeeperでもKeeperアカウントを持っていない相手とも共有が可能です。

Keeperは、ログイン情報以外にも様々な情報を保存できます。運転免許証、出生証明書、健康保険、メンバーシップ、ソフトウェアライセンスなどの詳細を入力できるテンプレートが20個も用意されています。ただし、RoboFormのフォーム入力機能の方が多機能です。
Keeperには、他にも以下のような追加機能があります。
- 安全なメッセンジャーアプリ(KeeperChat)。
- パスキー対応。
- 暗号化されたクラウドストレージ(家族プランでは10GB)。
- パスワードのセキュリティ審査。
- ダークウェブのモニタリング(有料アドオン)。
Keeperで一番気に入っていることの一つは無料の暗号化メッセンジャーアプリ「KeeperChat」です。KeeperChatは、メッセージの送信取り消しや自己破壊、写真や動画を保存するためのプライベートギャラリーなど、メッセージを安全に送受信するためにさまざまな機能が用意されています。なお、ウェブダッシュボードでは最大5つのファイル保存が可能です。
Keeperアンリミテッドプランはパスワードの保存件数と端末数が無制限、パスワード共有や多要素認証が$1.67 / 月で利用できます。また、Keeperファミリープランは$3.54 / 月で5人のユーザーが利用でき、クラウドストレージは10GBです。なお、両プランでダークウェブのモニタリングと最大100GBのクラウドストレージをアドオンとして追加できます。無料版もありますが、機能はかなり限られています。Keeperのほとんどの機能が利用できず1デバイスでしか使えないほか、最大10件迄しかログイン情報を保存できません。
まとめ:
Keeperはハイセキュリティなパスワードマネージャーで、パスワードを安全に管理するのに必要な保護機能が全てそろっています。強力な暗号化、パスワードの強度チェック、暗号化されたメッセージアプリなど、セキュリティ機能が多数あり、他社よりストレージ容量が多い(10GB〜100GB)のもポイントです。Keeperの30日間無料トライアルで有料プランの全機能を体験できます。
7. ノートンパスワードマネージャー:最高のセキュリティソフト+パスワードマネージャーのコンボ
ノートン パスワードマネージャーは、ノートンが提供する無料のパスワードマネージャーです。読解不可能なAES-256ビット暗号化、ゼロ知識アーキテクチャ、2要素認証など、業界標準のセキュリティ機能のほか、モバイル端末での生体認証ログイン、パスワードボルトの審査機能などの追加機能もあります。
- 完全無料
- 同期が簡単
- YubiKey対応
- 日本語版モバイルアプリ
- ダークウェブモニタリングは有料プランのみ
- フォームテンプレートがかなり少なめ
- パスワード作成機能はウェブ版限定
無料製品としては珍しく、ノートンパスワードマネージャーなら無制限のパスワードを保存でき、デバイス数も無制限です(なお、Aviraパスワードマネージャーも高度なセキュリティソフトに付属のパスワードマネージャーで、パスワード数とデバイス数の制限がありません)。
ただし、ノートン パスワード マネージャーはRoboFormや1Passwordに比べるとセキュリティ機能が少なめです。例えば、パスワードの共有機能や認証ツールなどはありません。

一方で、ノートン360(ノートンの総合セキュリティソフト)のプランは他社より多機能です。$49.99 / 年*のノートン360 Deluxe(デラックス)はマルウェア検出率が100%で、VPNやペアレンタルコントロール機能、ダークウェブモニタリングなどの追加機能があり、各主要OS用の使いやすいアプリを提供しています。
まとめ:
ノートンパスワードマネージャーは、業界トップクラスであるノートンのセキュリティソフトにセットで付いている便利な無料パスワードマネージャーです。安全で使いやすいものの、パスワードの共有など重要な機能が欠けています。とは言え、ノートンのウイルス対策プランにはデバイスとデータの安全を確保するのに必要なインターネットセキュリティ機能がすべてそろっています。なお、ノートンパスワードマネージャーは単体だけでも無料で利用できます。有料製品に関しては、すべて安心の日間返金保証付きです。
Nortonパスワードマネージャーの完全レビューはこちら >
8. Sticky Password:持ち運びに便利なUSB版があり、ローカルにデータを保存できる
Sticky Passwordは機能がシンプルで使いやすいパスワードマネージャーです。データをデバイスにローカル保存したり、持ち運びに便利なUSB版の作成ができるなど、便利な機能がいくつかあります(これらの特徴がある製品はごく少数です)。しかし、他の競合製品ほど多機能ではありません。
- 手頃な永久ライセンス
- 便利な「ポータブル」オプション
- ユニークな同期オプション(WiFi)
- 日本語UI
- アプリのデザインが古く設定が分かりづらい
- ファイルストレージなし
データの保存先は、Sticky Passwordの安全なクラウドまたはローカルネットワークから選べます。パスワードやクレジットカード情報などの個人情報をデバイス上に保存できるのは便利ですが、クラウドに保管した方がどこからでもアクセスできるので、個人的にはクラウドを利用しています。
Sticky PasswordのUSB版パスワードマネージャーは非常に便利です。USBフラッシュドライブにポータブル版のパスワードマネージャーをインストールすれば、どのWindows PCからでも保存したパスワードや個人データにアクセスできるようになります。万が一USBを紛失しても、データへのアクセスにはマスターパスワードが必要なためデータを安全に保てます。Contactless Connectにも似た機能がありますが、USBではなくモバイルアプリ経由でデスクトップ端末からボルトにアクセスできる仕様になっています。

Sticky Passwordは使いやすさも抜群です。テストしたところ、ほかのユーザーと簡単にパスワードを共有でき、パスワードの自動保存・自動入力機能も問題なく動作しました。Sticky Passwordなら、SkypeやZoomなどのWindowsアプリのログイン情報も保存して自動入力できます。RoboForm以外でこの機能を提供する有料パスワードマネージャーは、あまりありません。
Sticky Passwordは無料版があり、1台のデバイスで無制限のパスワードを保存できます。2要素認証に対応しているほか、メモを安全に保存したり、持ち運びできるUSB版を作成したりできます。有料版のSticky Password Premiumはデバイス数が無制限で、パスワードの共有、クラウドまたはローカルデバイスでのデータの保存と同期が可能で、料金は$29.99 / 月で利用できます。また、Sticky Passwordは$79.99 / lifetimeの永年ライセンス(買い切り版)もあります。Sticky Passwordの全プランは30日間返金保証の対象となっています。
まとめ:
Sticky Passwordはパスワード管理に必要な機能がそろっているほか、ユニークな追加機能もいくつかあります(ローカルデバイスにデータを保存したり、持ち運びに便利なUSB版を作成したりできるなど)。「Sticky Password Free」に登録するとSticky Password Premiumの30日間無料トライアルを利用できます。また、Sticky Passwordの有料プランは安心の30日間返金保証付きです(なお、利益の一部がマナティー保全に取り組む非営利組織「Save the Manatee Club」に寄付されます!)。
9. Aviraパスワードマネージャー:設定が簡単で機能も使いやすい
Aviraパスワードマネージャーは設定と使い方が簡単なので、IT系に詳しくないユーザーでも簡単に使いこなせます。Aviraはデスクトップアプリはありませんが、ブラウザ拡張機能はすっきりしたデザインで直感的に使い方が分かるのが気に入りました。iOSアプリとAndroidアプリも分かりやすく、ナビゲーションしやすいデザインです。
- TOTP(ワンタイムパスワード)生成
- 60日間の返金保証
- お得なバンドルプラン
- 日本語インターフェース
- 2要素認証のオプションが少ない
- パスワード共有機能なし
- 自動入力に不備あり
Aviraはパスワードの保存件数が無制限、複数端末での同期、自動ログイン、データ漏えいの通知、パスワードのセキュリティ審査、1GBの安全なファイルストレージなど、機能が充実しています。モバイルアプリにはデスクトップ版にはない生体認証ログインや2段階認証ツールも備えています。

Aviraの無料版でもほとんどのパスワード管理機能を利用できますが、パスワードのセキュリティ審査やデータ漏洩通知も利用したい場合、$2.66 / 月のAvira Password Manager Proにアップグレードする必要があります。Proプランは比較的安いですが、RoboFormや1Passwordなどのランキング上位のツールほど機能は充実していません。またAvira無料版と比べて追加される機能もそれほど多くありません。とは言え、使いやすく機能性に優れたパスワードマネージャーをお探しの方にはおすすめできるサービスです。
なお、Aviraのパスワードマネージャーは2026年におすすめの格安セキュリティソフト「Avira Prime」にも含まれます。Avira Primeに加入すると、高度なマルウェアスキャナ、ウェブ保護機能、VPN、システム最適化ツールなど、幅広い機能が使えるようになります。すべてのOSに対応しており、わずか$59.99 / 年で最大5台のデバイスをカバーできます。Aviraの全プランは60日間返金保証付きと、保証期間も長めです。
まとめ:
Aviraパスワードマネージャーは直感的に使いやすく、データ漏洩の通知や1GBの安全なストレージなど、機能もなかなか充実しています。但し、AviraはRoboFormや1Passwordなどの知名度の高い他社サービスほど高度な機能はありません。将来的には、パスワードの共有や緊急アクセスや、より多くの2段階認証オプションの追加を期待したいところです。とは言え、Aviraは設定や使い方はとても簡単で、60日間返金保証付きです。
Aviraパスワードマネージャー の完全レビューはこちら >
10. Password Boss:カスタマイズできる緊急アクセス機能付でコスパ良し
Password Bossは直感的なインターフェースで使いやすいパスワードマネージャーです。また、安全なパスワード共有機能、基本的な2要素認証、パスワードの強度チェック、クラウドストレージなど、便利機能が充実しています。
- 日本語版モバイル&デスクトップアプリで操作も簡単
- カスタマイズ可能な緊急アクセス機能
- リモート削除機能
- カスタマーサポートがかなり小規模
- パスワード生成機能の性能がイマイチ
- ウェブボルトなし
Password Bossはトップ競合他社と差別化できる機能はあまりありませんが、安全で使いやすく、パスワード管理に必須な機能がすべてそろっています。便利な追加機能もいくつかあります。
特に気に入ったのは、カスタマイズ可能な緊急アクセス機能です。緊急時に備えて、信頼できる連絡先が特定のパスワードにアクセスできるよう設定しておけます。緊急アクセス機能にこのようなオプションがあるパスワードマネージャーはあまりありません。

また、Password Bossのデジタルウォレットにはクレジットカード番号や銀行口座番号、その他の個人情報を安全に保存できます。パスワード共有機能はうまくデザインされており、直感的に使えます。受信者に実際のパスワードを表示することなく共有できる設定もあるので、事故的なデータ漏洩も防げます。
Password BossのPremiumプランは$2.50 / 月です。比較的安いものの、業界トップクラスの他社製品に比べると機能はあまり多くありません。無料プランもありますが、1台のデバイスでしか使えませんし、共有できるパスワードは5個までです。なお、Password Bossには30の返金保証が付いています。
まとめ:
Password Bossは直感的に使いやすいパスワードマネージャーで、便利な追加機能もいくつかあります。ユニークな機能はありませんが、パスワードを安全に保存するのに必要なツールがすべてそろっています。パスワードの共有、強度審査、緊急アクセスなども可能です。パソコンが苦手なユーザーにおすすめのチョイスでしょう。30日間無料トライアルと30の返金保証付きなので、検討する価値は十分あるでしょう。
こちらもおすすめ。Bitwarden:オープンソースのパスワードマネージャーの中でナンバーワン
Bitwardenは格安でオープンソースのパスワードマネージャーで、高度なセキュリティ機能があります。AES-256ビット暗号化やゼロ知識ポリシー、パスキー、幅広い2要素認証といった業界標準のセキュリティ機能に加え、データのローカル保存オプション、パスワードの安全性チェック、メールエイリアスなど高度な追加機能もあり、ユーザーデータを万全に保護できます。
- セルフホスティング
- 格安プラン
- オープンソース
- 日本語モバイル・デスクトップアプリ
- デザインが使いづらい
- 復旧オプションなし
- 自動入力に不備あることも
Bitwardenの無料プランも非常に充実しています。パスワード保存数とデバイス数が無制限で、1ユーザーとでならいくつでもパスワードを共有できます。他社のパスワードマネージャーでは、無料プランは1デバイスでしか使えず、パスワードの共有も不可能なものが多いです。

しかし、Bitwardenは他社ほど使いやすいとは言えません。例えば、1PasswordやDashlaneなどのライバル企業と比べ、Bitwardenのアプリのインターフェースは分かりにくく、使い勝手が悪いと感じました。また、テストしたところ、パスワードはきちんと自動保存・自動入力できましたが、クレジットカード情報の自動入力では入力漏れが発生することがありました(RoboFormではこのようなことは一度も起こりませんでした)。
Bitwardenのプレミアムプランでは、1ユーザーが全機能を使えます。料金は$1.00 / 月です。一方、家族プランは$3.33 / 月で、ユーザー数は最大6人です。すべての有料プランに30日間返金保証が適用されます。
まとめ:
Bitwardenはオープンソースのパスワードマネージャーで、高度なセキュリティ機能が充実しています。例えば、ローカルにデータを保存でき、パスキー対応、パスワードのセキュリティ審査、データ漏洩の監視、2FA認証システムなどが利用可能です。インストールやパスワードのインポートは簡単で使いやすいですが、この記事でご紹介した他社サービスと比べるとインターフェースがややわかりにくいです。Bitwardenのプランは格安で、30日間返金保証付きです。
こちらもおすすめ。Total Password:遠隔ログアウトができる安心のパスワードマネージャー
Total Passwordはリモートでアカウントからログアウトできる「Secure Me」やボルト監査など便利な機能を備えています。この記事でご紹介するその他のパスワード管理アプリと同様、256ビットAES暗号化でアカウントを保護し、厳格なノーログポリシーを採用しています。しかし、おすすめ上位のパスワードマネージャーほど多機能ではありません(例えば、パスワード共有機能や暗号化ストレージは提供していません)。
- 自動保存・自動入力がスムーズ
- 高度なウイルス対策ソフトにセットで付属
- 強力な広告・トラッカーブロッカー
- 日本語対応インターフェース
- パスワード共有機能なし
- パスキー非対応
Total Passwordは直感的なインターフェースで操作がしやすく、テストでは自動保存と自動入力機能は完璧に動作しました。また、パスワード生成ツールはカスタマイズが可能なのも気に入りました。
Secure Me機能は、デバイスを紛失したり盗難にあったりした場合、あるいはデバイスのロックを解除したままどこかに置いてきてしまった場合にとても便利です。以前に空港の公共端末でログアウトするのを忘れたことがありましたが、Secure MeならTotal Passwordアカウントからリモートでログアウトできます。さらに、ログインしているすべてのサイトからもログアウトし、閲覧履歴を削除することもできるので非常に便利です。

Total Passwordはブラウザ拡張機能の「Total Adblock」がセットで付いてくるのがお得です。Total Adblockは様々なサイト上の広告を素早くブロックしたり、サードパーティのトラッカーからブラウジング履歴を保護できます。
Total Passwordは単体の場合は$1.99 / 月、TotalAV Total Securityセットプランの場合は$49.00 / 年から加入できます。個人的にはセットプランの方がお勧めです。非常に高性能なウイルス対策(2026年ナンバーワンのウイルス対策ソフト)、安全なVPN、最適化ツールなど、様々なセキュリティ機能を提供しています。なお、各プランには30日間の返金保証がついています。
まとめ:
Total Passwordは標準機能だけでなく、Total Adblockのような独自機能もあります。競合他社にある追加機能はいくつか欠けていますが、安全で使いやすく、価格もお手頃です。また、パスワードマネージャー単体ではなく、TotalAV Total Securityセットプランに加入するとよりお得に利用できます。
比較表
*Windows、Android、macOS、iOSアプリで対応言語を確認しています。
パスワードマネージャーの仕組みとは?
パスワードマネージャーは、機密情報を暗号化してリポジトリーに格納する仕組みとなっています。通常はマスターパスワードで認証が完了していれば、アカウントにログインする際など必要な時に保存データが即座に自動入力されます。この記事でおすすめしたツールは、いずれもエンドツーエンド暗号化、ゼロ知識アーキテクチャ、その他のセキュリティ対策で万全に保護されており、(パスワードマネージャー開発元を含め)本人以外は一切ボルトの内容にアクセスできなくなっています。
パスワードマネージャーは、ログインなどのマニュアル作業が省けるので非常に便利です。例えば、サイトやアプリでユーザー名とパスワードを入力すると、パスワードマネージャーがログイン情報の保存を提案します。一度保存されると、パスワードは256ビットAES暗号化などのアルゴリズムで暗号化されます。この暗号化されたデータは、読み取り不可能な形式でローカル端末に保存される(オフラインツールの場合)か、もしくは暗号化されたサーバー(クラウドベースのツールの場合)に安全に同期されます。
以降同じサイトを訪問すると、パスワードマネージャーがHTML識別子経由でログインを検出しますので、マスターパスワードや生体認証などでボルトのロックを解除するとログイン情報が自動入力されます。パスワードマネージャーはこのタイミングでログイン情報を復号化し、各入力欄にログイン情報を自動入力します(特に、RoboFormはカスタマイズされた複雑なオンラインフォームも正確に保存・入力できる強力な機能を備えているのでおすすめです)。なお、大半のパスワードマネージャーは安全性を向上するため復号データをメモリから即座に消去し、個人情報の痕跡を残さない仕組みとなっています。
しかし、すべてのパスワードマネージャーが確実に機能するわけではありません。実のところ、HTMLの誤読などの不具合で自動保存・自動入力に不備が発生する大手パスワードマネージャーも少なくありません。
業界トップクラスのパスワードマネージャーは、パスワードの自動保存・自動入力以外にも、複雑なパスワード生成機能、安全なパスワード共有機能、パスワード監査機能など便利な追加機能を複数搭載しています。この記事のランキングの上位に選ばれた製品は、追加機能も充実しています。例えば、Dashlaneには安全な緊急アクセスオプションとVPN機能、1Passwordには便利なトラベルモードと仮想決済カード(オンライン購入時に実際のカード番号を隠す機能)が搭載されています。
【検証方法】比較とランキング基準
様々な項目を包括的に検証し、2026年におすすめのパスワードマネージャーを厳選しました。本ランキングを作成するにあたって、評価した項目は以下の通りです。
- セキュリティと暗号化基準を確認しました。256ビットAES暗号化または同レベルの暗号化技術の採用、「ゼロ知識証明」プロトコル、2FA(二要素認証)またはMFA(多要素認証)を提供しているか確認し、堅牢なセキュリティ対策を備えたパスワードマネージャーのみを厳選しました。
- デスクトップおよびモバイルアプリが使いやすいか確認しました。インターフェースが使いやすく直感的に操作できるかや、自動保存・自動入力機能(特にこの機能が高性能なのはRoboFormでした)を細かくテストし、パスワードレス認証や生体認証ログイン(モバイルアプリだけでなくデスクトップでも対応しているものは尚可)および安全な共有機能を備えたパスワードマネージャーは評価点をプラスしています。

- どのような追加機能があるか確認しました。標準的な機能以外にも、メールマスキング機能、包括的なダークウェブモニタリング、暗号化されたクラウドストレージなど、便利な追加機能があるか確認しました。1PasswordのトラベルモードやDashlaneのVPN機能など、実用的な追加機能があるものを高評価しました。
- カスタマーサポートの対応の速さとリソースの充実度を検証しました。サポートへ実際に問い合わせたりヘルプリソースを確認して、サポート(またはリソース)の品質と対応のスピード感を評価しました。サポート対応やヘルプリソースが充実しているものを高評価しました。

- 料金設定とコスパのバランスを検証しました。プラン料金と提供される機能を比較して、コスパの良さを評価しました。また、格安プラン、無料トライアル、返金保証があるかも確認しました。RoboFormは格安で総合的な機能性も最も優れているため、本ランキングのナンバーワンに輝いています。
2026年おすすめパスワードマネージャーのOS別ランキング
パスワードマネージャーを選ぶ際はニーズや搭載機能に加え、お使いのOSに最適なものを選ぶことが大切です。全OSで一貫して同じ機能を提供するパスワードマネージャーもあれば(RoboFormは、正確な自動入力、強固なセキュリティ、各OS専用アプリがあり総合ナンバーワンです)、一部の機能はモバイルアプリでしか提供していないものもあります。
各OS別におすすめのパスワードマネージャーをまとめてみました。
- Windowsにおすすめのパスワードマネージャー。Windows 10、11で一番おすすめなのはRoboFormです。機能が満載で、高性能なデスクトップアプリや確実な自動フォーム入力を兼ね備えています。
- Macにおすすめのパスワードマネージャー。通常Windows版とMac版アプリの機能に違いはほとんどありませんので、Windowsのランキングとほぼ同じ結果となりました。堅牢なセキュリティとシームレスなクロスプラットフォーム同期機能を搭載するRoboFormと1PasswordはmacOS版おすすめトップに輝きました。
- Androidにおすすめのベストパスワードマネージャー。デスクトップ版と比較して機能や精度に欠けるAndroidアプリもありますが、直感的なデザイン、確実な自動入力、安全なストレージで特に高評価だったのはRoboFormとDashlaneでした。
- iOSにおすすめのパスワードマネージャー。iOSでは、Face ID/Touch IDとのシームレスな連携、確実なフォーム自動入力、シンプルで高性能といった観点から、RoboFormがランキングトップに輝きました。
【クイックガイド】パスワードマネージャーの使い方
- パスワードマネージャーの公式サイトに進みます。製品ページまたはプラン・価格ページに移動します。
- 最適なプランを選択して、加入します。パスワードマネージャーはメールアドレスの登録が必要です。その他の必須項目も入力してください。
- アカウントを作成します。マスターパスワードの作成を求められます。覚えやすく、かつ第三者に推測されないマスターパスワードを設定しましょう。一部のパスワードマネージャーでは、リカバリーキーの生成と保存も促されます。リカバリコードはオフラインのストレージで安全に保管してください(マスターパスワードを忘れた際に必要になります)。
- パスワードマネージャーのアプリをインストールします。デスクトップアプリしかないパスワードマネージャーもあれば、モバイルアプリ・ブラウザ拡張機能・ウェブダッシュボードなどのオプションがあるものもあります。いずれの場合も、インストール手順が表示されます。
- 搭載されている機能を確認します。大半のパスワードマネージャーはダウンロード・インストールが完了すると、設定方法や使い方に関する簡易チュートリアルが表示されます。
- パスワードをインポートします。パスワードマネージャーに既存のパスワードを簡単にインポートできます。ブラウザや別のパスワードマネージャーに保存されているパスワード、または.csvファイルがある場合は、インポート手順に従ってパスワードをインポートしてください。パスワードマネージャーによって手順は多少異なりますが、ほとんどのパスワードマネージャーでは各ステップの案内が表示されるはずです。なお、インポート以外にも手動でパスワードを追加することも可能です。
- ログインを試して自動入力されるか確認します。サイトやアプリのユーザー名とパスワードをボルトに保存したら、以降はパスワードマネージャーがログイン情報を自動入力してくれます。なお、RoboFormは自動入力機能が高性能で、様々な入力フォームに対応しています。
- パスワードマネージャーのその他の機能も使ってみましょう。パスワードマネージャーによっては、パスワードの共有機能、パスワードの監査、メモの暗号化保存、(これは1Passwordの独自機能ですが)海外でパスワードを非表示にする機能なども利用できます。なお、時間がある際にパスワードボルトを「金融」「ストリーミング」「個人情報」など、パスワードのカテゴリ別に整理することをお勧めします。
パスワードマネージャーがハッキングされることはあるのか?
本記事でおすすめするパスワードマネージャーはユーザーデータがハッキングされた事例は一度もありませんが、ある有名なパスワードマネージャーにセキュリティ侵害が発生した事例があります。2022年にパスワードマネージャー「LastPass」は大規模なデータ侵害を受け、暗号化されたユーザーデータ(ユーザー名とパスワードを含む)と暗号化されていないメタデータの両方が流出しました。LastPassはこの事件以外にも、2015年と2021年にも侵害を受けています。
よって、現在LastPassはおすすめしていませんが、この事例から学べる教訓はパスワードマネージャーを利用する際には慎重に選ぶことです。プランに加入する前に必ず製品について自己調査し、これまでの実績や性能を確認しましょう。このような調査も立派なセキュリティ対策の1つです。
また、マスターパスワードは強力なものを設定しましょう。マスターパスワードは極めて重要な存在です。たとえパソコンやスマホがハッキングされても、侵入者にマスターパスワードを破られなければ、暗号化技術のロックが解除されることはないので、ボルト内のパスワードが見られることはありません。また、ゼロ知識アーキテクチャを採用しているパスワードマネージャーなら、パスワードマネージャーの企業側に侵害が発生しても、ユーザーの機密データが危険に晒されることはありません。
とはいえ、万が一マスターパスワードが漏洩した場合でも機密データの安全を確保できるよう、生体認証や二要素認証など追加のセキュリティ設定を導入しましょう。その他、公共Wi-Fi利用時にはVPNを使ったり、高度なフィッシング対策機能を備えたウイルス対策ソフトの利用も検討しましょう。
また、人的ミスの防止も非常に重要です。実際のところ、パスワードマネージャー自体の侵害リスクよりも、脆弱なパスワードを設定したりフィッシング詐欺に引っかかってしまうなどといった人的ミスのリスクの方がはるかに大きいです。
パスワード vs パスキー│パスワードマネージャーの今後の方向性とは?
パスワードはデジタルライフにおいて重要な役割を果たしますが、セキュリティ面での懸念点もあります。非常に複雑なパスワードでさえ、フィッシング攻撃やデータ侵害を受ける可能性はあります。また、パスワードはすぐに忘れてしまいがちです。パスワードマネージャーを使えば便利ですが、すべてのパスワードにアクセスするには最低でもマスターパスワードを覚えておく必要があり、たった一つのパスワードであっても今後絶対に忘れないという確信は持てません。また、キーロガーの脅威に対して脆弱です。
パスキーは従来のパスワードに代わる安全で便利なオプションです。パスキー対応のサイトやアプリなら、ログイン時にユーザー名やパスワードの入力をスキップできます。パスキーでは、サイトやアプリ用の固有のパスキー(「公開鍵」と「秘密鍵」)を生成します。

パスキーはログイン情報が物理サーバーに保存されないため、パスワードよりも安全性が高いです。パスキーでは、公開鍵のみがサイトまたはアプリのサーバーに保存されます。よって、たとえサイトまたはアプリのサーバーがハッカーの攻撃を受けても流出するのは公開鍵で、秘密鍵は流出しないので無意味です。(パスキーは「公開鍵」と「秘密鍵」のペアでは働くため)。秘密鍵は、物理的なデバイス上や別のソフトウェアなど、選択した認証ツール上に保存されます。
パスキーでは瞬時にログインできます。ログインしたいアプリを開くまたはサイトにアクセスし、使用するパスキーを選択し、認証ツールで生体認証・PIN・パターン入力するだけでログインできます。これだけで、ユーザー名やパスワード入力不要で「自動」ログインが完了します。
パスキーは、バックグラウンド処理で非対称暗号化が発生します。訪問サイトまたはアプリは公開鍵を使って「チャレンジ」(一種のパズルと考えてください)を暗号化し、デバイスに送信します。このチャレンジはデバイス上で秘密鍵を用いて「署名」され、サイトまたはアプリに返送されます。すると、サイトまたはアプリは公開鍵で署名を復号化し、ログインを許可するといった仕組みです。
パスキーにはメリットが沢山あります。まず、パスワードを記憶したり入力したりする手間がないため、より高速で利便性に優れています。実際、パスキー(暗号鍵のペア)はユーザー自身でも物理的に確認できないため、人的ミスによるリスク要因がありません。また、パスキーの暗号化は長く複雑で推測や解読が不可能なため、安全性が抜群です。さらに、各パスキーはパスキー作成元のサイトやアプリでのみ使用できるため、フィッシング攻撃に対してほぼ無敵と言えるでしょう。
現時点ではパスキーに対応していないサイトやアプリもありますが、メリットや将来性を考慮すると、近いうちに状況は変わるでしょう。それまではパスワードログインも並行する形になりますが、本ランキングの全てのパスワードマネージャーは、256ビットAES暗号化、ゼロ知識アーキテクチャ、2要素認証を提供しているので、パスワードを万全に保護できます。
個人向けパスワードマネージャーと法人向けパスワードマネージャーの違いとは?
高性能なパスワードマネージャーには、業界標準のセキュリティ機能がすべて備わっています。例えば、最高水準の暗号化(AES 256ビット暗号化など)、ゼロ知識アーキテクチャ、2要素認証などは必須でしょう。また、パスワードの生成、自動保存、自動入力、マルチデバイス間での同期など、基本的なパスワード管理機能があるはずです。例えば、RoboFormはこうした業界標準機能を全て網羅しつつ、各主要OSでシームレスに使えるおすすめの個人向けパスワードマネージャーです。
とはいえ、個人向け製品と企業向け製品にはいくつか違いもあります。
例えば、法人向けパスワードマネージャーには、パスワード要件の設定やセキュリティ監視が可能な管理コンソールがあります。また、効率的なオンボーディング・オフボーディング、会社のコンピュータシステムへの簡単連携、デザイン性に優れた直感的なダッシュボードも必要不可欠な機能です。
その他にも、法人向けパスワードマネージャーにはユーザーごとに権限を付与できる安全なパスワード共有機能も必須です。RoboFormや1Passwordといったトップブランドでは、複数の保管庫を作成し、だれがどのボルト(保管庫)にアクセスできるか指定できるので、社員や部署が多い大企業にとってとても便利です。Dashlaneの場合、管理者は指定したパスワードを特定のチームメンバーと共有できます(パスワードへのアクセス権の取り消しも可能です)。
更に法人向けパスワードマネージャーでは、複数のシングルサインオン(SSO)オプション、開発者向け連携機能、侵害監視など、高度なセキュリティ機能とポリシーを提供するものを選びましょう。
企業におすすめの法人向けパスワードマネージャーや詳細はこちらをご覧ください。
現在LastPassを推奨していない理由
LastPassはかつて業界トップクラスのパスワードマネージャーとして知られていましたが、近年深刻なセキュリティ侵害が発生したことで大きな不安を招いたため、当社(SafetyDetectives)のおすすめランキングからも除外されました。言うまでもありませんが、ユーザーデータのセキュリティ侵害は企業の信頼性に大きく関わります。
2022年12月、ハッカーがLastPass社員のアカウントを侵害し、ソースコードや技術情報に侵入しました。これを更に悪用して暗号化された顧客データ保管庫と非暗号化メタデータを含むクラウドストレージバックアップを侵害し、最終的にユーザーの機密情報が流出しました。
この事件で特に懸念されるのは、盗まれたデータが現在も悪用されている可能性がある点です。例えば、2024年12月には、LastPassから盗まれたデータを悪用した大規模な仮想通貨窃盗事件が報じられました。
LastPassはこの盗難事件と2022年の侵害を結びつける証拠が不十分だと主張していますが、同社は上記以外にも、2021年と2015年にもセキュリティ侵害が発生しており、製品の信頼性が低下しています。
こうした事例を踏まえ、当社のパスワードマネージャーのランキングでは現在LastPassはおすすめしていません。パスワードマネージャーをお探しの場合、セキュリティと透明性においてより確実な実績を誇るRoboFormや1Passwordなどがおすすめです。両社とも、セキュリティ侵害でユーザーデータが流出した事例はこれまで一度もありません。
惜しくもランクインしなかったトップブランド
- True Key。大手セキュリティ企業マカフィーが親会社であるにもかかわらず、True Keyはこの記事で紹介した製品ほど多機能ではありません。パスワードのセキュリティチェックやパスワードの共有機能がなく、必要最低限の機能しかありませんし、検証ではバグも目立ちました。
- Zoho Vault。Zoho Vaultは企業向けパスワードマネージャーとしては優秀です。セキュリティ機能が充実しており、チーム向けのパスワード管理機能もあります。しかし、ビジネス向け製品なので、個人や家族利用には向いていません。
- KeePass。KeePassはオープンソースのパスワードマネージャーで完全無料ですが、自動保存、パスワードボルトの審査、パスワード共有など、多くの重要な機能が欠けています。
よくある質問
パスワードマネージャーに全てのパスワードを委ねるのは安全ですか?
はい。この記事でおすすめするパスワードマネージャーは、256ビットAES暗号化またはXChaCha20暗号化を採用しているので、暗号鍵(マルターパスワード)がなければパスワードボルトに保存されているデータは読解不可能です。ゼロ知識セキュリティ方針もありますから、パスワードマネージャーの開発者さえ、利用者のパスワードにアクセスしたり解読したりできないのです。
また、おすすめの製品は複数の2要素認証にも対応しています。2要素認証を有効化することでアカウントのセキュリティを更に強化できます。メール・電話・認証アプリへのコード送信といった標準方式のパスワードマネージャーもあれば、USBキーなどの高度なオプションもあるサービス(Keeperなど)もあります。
パスワードマネージャーの「ゼロ知識証明」の仕組みとは?
「ゼロ知識証明」とは、本人以外が保存されたパスワードに一切アクセスできない仕組みです。パスワードマネージャーは、マスターパスワードや暗号化されていないデータがサーバー上で閲覧・保存されることはありません。パスワードマネージャーの開発元でさえ、ユーザーの情報にアクセスしたりデータを読解することはできません。
開発元もユーザーデータにアクセスできないため、政府やその他の第三者機関からデータの要請や法的要求があった場合でも、提出することは不可能です。鍵(マスターパスワード)を持つ本人だけがアクセスロックを解除できるため、機密データは常に隔離かつ安全な状態に保たれます。この記事でご紹介したすべてのパスワードマネージャーはゼロ知識アーキテクチャを採用しています。
パスワードマネージャーはすべて同じでは?
業界トップクラスのパスワードマネージャーは機能が似ていることが多く、パスワードの保存・生成、端末間でのデータの同期などが共通しています。しかし、各製品には独自の機能や強みもあります。使いやすさ、暗号化方式、多要素認証、ブラウザアドオン、パソコン・モバイル用アプリ、全体的なコストパフォーマンスなどはパスワードマネージャーによって異なります。
例えば、RoboFormのフォーム自動入力機能は競合製品より優秀で、他社が対応していないような複雑で欄の多い入力フォームにも対応できます。1Passwordは追加機能が豊富で、家族や企業利用にもおすすめです。DashlaneはVPN機能やダークウェブモニタリングといったプライバシーツールも搭載しており、セキュリティ重視のパスワードマネージャーです。
パスワードレス認証とは何ですか?
パスワードレス認証とは、従来のパスワードを入力する必要のない認証方法です。パスワードレス認証は、パスワードのようにあなたが設定したものに頼るのではなく、あなたが持っているもの、またはあなたであると本人が認識できるもので認証を行います。これにより、認証プロセスがよりスムーズとなり安全性も高まります。一般的なパスワードレスの認証方法としては、生体認証(指紋や顔のスキャン)、セキュリティトークン、モバイルプッシュ通知などを使用します。
大半のパスワードマネージャー(例:RoboForm)はパスキーに対応しています。パスキーはパスワード漏洩や脆弱なパスワードのリスクを排除し(パスワード忘れも解消できます)、ユーザー体験を向上するため、益々普及が進んでいます。
マスターパスワードを忘れたらどうすれば良いですか?
マスターパスワードを忘れると厄介です。ほとんどのパスワードマネージャーはマスターパスワードを復元したりリセットしたりする方法を備えていませんが、一部の高性能なパスワードマネージャーは、以下のようなアカウント回復オプションを提供しています。
- パスワードのヒント。マスターパスワードを作成する際、パスワードを思い出せるようなヒントを設定できます。
- 緊急連絡先。NordPassのような一部のパスワードマネージャーでは、緊急事態時にアカウントにアクセスできるよう緊急連絡先を設定することができます。これをアカウント回復の手段として利用できますが、本当に信頼できる人を設定しましょう。
- 2要素認証。2要素認証(2FA)を提供しているサービスもあります。これはセキュリティを強化し、ロックアウトされた場合にアカウントを回復するのにも役立ちます。
- リカバリーキー。1Passwordのような一部のパスワードマネージャーでは、サインアップすると固有のリカバリーキーがもらえます。リカバリーキーは必ず安全な場所に保管しましょう。
上記のようなオプションがあればマスターパスワードを忘れてしまっても回復できますが、一部のパスワードマネージャーしかアカウント回復オプションは提供していませんので、事前に有無を確認しましょう。いずれにせよ、マスターパスワードは忘れないように心がけましょう。
パスワードマネージャーを利用すべき理由は?
パスワードマネージャーを利用するに越したことはありません。複数のアカウントを持っている場合、よほどシンプルなパスワードか1つのパスワードを使いまわしていない限り、すべてのパスワードを覚えきるのは至難の業でしょう。各アカウントのログイン情報を保存・自動入力できるツールがないと大変です。
パスワードマネージャーにはたくさんのメリットがあります。
- 安全なパスワードを自動生成できる。パスワード生成機能があるパスワードマネージャーを使えば、手軽にセキュリティを強化できます。例えば、RoboFormのパスワード生成機能を使うと、なんと最大512文字のパスワードを生成できます。
- 便利。パスワードを忘れてしまったり、覚えようとするのは時間の無駄ですし、忘れるたびにパスワードをリセットするのは面倒です。パスワードマネージャーはそのような手間と時間を省けるスグレモノです。
- セキュリティ対策。パスワードマネージャーはパスワードを入力するとき、キーロガー・スクリーンロガーがキー入力と画面表示を監視するのを防ぎます。また、ほとんどのパスワードマネージャーはユーザー間で安全にパスワード共有できる機能も搭載しています。中には1PasswordのWatchtowerのようにダークウェブのセキュリティ侵害を監視できるものもあります。
パスワードはクラウドとローカルデバイスのどちらに保存するのが安全ですか?
ローカルデバイスに保存する方が安全ですが、欠点もあります。ローカルでパスワードを同期すると、データがデバイスを離れることはありません。しかし、すべてのデバイスでパスワードを同期したい場合は、不便なのです。RoboFormのようなトップブランドでは、パスワードをローカルデバイスに保存するか、サーバーに保存するか選ぶことができます。
Dashlaneなどクラウドベースのパスワードマネージャーは、暗号化された顧客データを保存するために安全性が非常に高いサーバーを使用しています(データは軍用レベルの暗号化方式を採用しており、読解された事例はありません)。また、顧客データはクラウド上にあり自動的にお使いの全端末間で同期しますので、どのモバイルやPCデバイスからでもパスワードボルトに簡単かつ便利にアクセスできます。
ブラウザにパスワードを保存すべきではない理由は?
ブラウザにパスワードを保存できるのは便利ですが、危険を伴います。他人があなたのデバイスやブラウザにアクセスした場合、いとも簡単にパスワードを知られてしまうからです。
RoboFormや1Passwordなどのパスワードマネージャーは、すべてのパスワードがAES-256ビット暗号化(金融機関や軍隊が採用しているのと同じ暗号化)で保護されます。マスターパスワードがなければパスワードに一切アクセスできません。また、業界トップクラスのパスワードマネージャーは「ゼロ知識アーキテクチャ」を採用していますから、開発元の技術担当者さえ顧客のマスターパスワードにはアクセスできません。
また、パスワードマネージャーの専用アプリでは、すべてのデバイスやOSでパスワードが同期されるので、必要な時にいつでもパスワードにアクセスできます。さらに、便利な追加機能も豊富です。
パスワードマネージャーはアプリのログインにも対応していますか?
はい、一部のパスワードマネージャーはアプリのログインにも対応しており、デバイス上の様々なアプリのログイン情報を保存して自動入力できます。例えば、RoboFormやSticky Passwordはアプリのログインにも対応しており、Webサイトはもちろん、ZoomやSpotify、iTunesなど、パソコンやモバイルデバイスの幅広いアプリに素早くログインできます。











